ラグビー日本代表、W杯前最後のテストマッチでイタリアにダブルスコアの敗北|リポビタンDツアー2023
開幕まで2週間を切ったワールドカップ2023フランス大会に向けてイタリアで最終調整を図る男子15人制ラグビー日本代表は、現地時間8月26日に最後のテストマッチで同国代表チームと対戦し、21−42のダブルスコアで敗れた。
"BRAVE BLOSSOMS" こと、男子15人制ラグビーの日本代表は、開幕まで2週間を切ったワールドカップ2023フランス大会に向けてイタリアにて最終調整を図っており、現地時間8月26日には大会前最後のテストマッチとなる「リポビタンDツアー2023」で同国代表チームと対戦した。
最新の世界ランキング(8月21日付)では、日本が14位(ポイント:74.29)、イタリアが13位(ポイント:74.63)と、まさに互角と言える両チーム。本戦前のテストマッチで、日本の現在地を確認するのには、絶好の対戦相手となった。
前半6分、日本は先制トライをイタリアに許すも、16分にはジョネ・ナイカブラがトライを決めて、2点差に詰め寄る。しかし、その後も相手にトライを奪われるなど、イタリアを勝ち越すことができず11−17で前半を終え、試合を折り返す。
追いかける日本は後半に入ると、松島幸太朗とディラン・ライリーがトライを決めるも、コンバージョンキックに失敗するなど、イタリアとの点差を縮めることができない。さらに、試合終了間際には、イタリアに痛恨の2トライを決められてしまうなど日本のミスが目立ち、最終的に21-42のダブルスコアで日本は敗れ、ワールドカップ本番を直前にして、不安と課題を残す内容に終わった。
7月から行われた国内での国際親善試合から今回のテストマッチまで、ワールドカップ前における日本の通算成績は6戦1勝5敗となった。
ワールドカップ2023フランス大会は、現地時間9月8日に開幕し、プールDに属する日本は1次リーグ初戦で10日にチリ代表と対戦する。