ラグビー日本代表、トンガを下しW杯イヤー初勝利|リポビタンDチャレンジカップ2023
男子15人制ラグビー日本代表は7月29日、東大阪市花園ラグビー場でトンガ代表と対戦。21-16でトンガを下し、国内5連戦の4戦目で初勝利を挙げた。
男子15人制ラグビー日本代表・BRAVE BLOSSOMSは7月29日、東大阪市花園ラグビー場(大阪府)開催のリポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズでトンガ代表と対戦した。
世界ランキング12位の日本と、15位のトンガの対戦。日本は前半20分、右サイドから左に大きく展開し、最後はジョネ・ナイカブラのトライで先制に成功する。前半23分にソナタネ・タクルアにトライを許し同点とされるが、李承信のペナルティーゴール、アマト・ファカタヴァのトライで得点を重ね、13-5で折り返した。
後半はトンガが追い上げるが、日本もリードを譲らない。後半開始直後に2つのペナルティーゴールを許し13-11。しかし後半13分、素早いパスの展開からセミシ・マシレワのトライで18-11と再びリードを広げる。トンガもサミュエラ・モリのトライで追い上げるが、後半27分の松田力也のペナルティーゴールで21-16。最後まで高い集中力を保って得点を許さず、このままノーサイドを迎えた。
日本はラグビーワールドカップ2023フランス大会を9月に控える。JAPAN XVとしての試合を含め、7月からここまで3試合を戦っていたが、いずれも黒星を喫していた。4戦目にして国内5連戦で初勝利。次戦は8月5日、秩父宮ラグビー場(東京都港区)でフィジー代表と対戦する。
■リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ
ラグビーワールドカップ(RWC)2023フランスを9月に控える日本代表。7月から8月上旬にかけては、リポビタンDチャレンジカップ2023として日本国内で5連戦を行う。うち最初の2戦目はニュージーランド代表に準じるAll Blacks XVと対戦。そしてサモア代表戦からはパシフィックネーションズシリーズとなり、正式な国際試合としてキャップを獲得する。
なおサモア代表戦でレッドカードを受けたリーチ マイケルは出場停止となる。