エールディヴィジ第8節ズヴォレvsPSVの一戦は、アウェーのPSVが0-4で大勝を収めた。
この試合では72分、途中出場の堂安律が見方とのパスワークでゴール前へと侵入すると、ピッチ中央やや右寄りの位置から左足を振り抜く。カーブの掛かったコントロールショットはゴール左へと吸い込まれた。これが堂安律にとって、PSVでの公式戦初ゴールとなった。
試合後、かつてバルセロナ、バイエルン、ミランなどでもプレーした往年の名MFでもある指揮官マルク・ファン・ボメルが、堂安のゴールに対して賛辞を贈っている。
「ドウアンは味方の選手を活性化できる、とても優れた選手だね。それにピッチ上で落ち着いていて、頼りになる。スーパースマートなフットボール選手だ」
堂安律はエールディヴィジ3シーズン目。過去2シーズンはフローニンゲンでプレーしており、1年目は29試合9ゴール、2年目は30試合5ゴールの成績を残している。
果たして新天地PSVで堂安はどのような19-20シーズンを送るのだろうか。2020年の東京五輪世代としても期待を集める存在となっている堂安にとって、強豪PSVでは1年目から真価が問われるシーズンとなりそうだ。