米大手紙ニューヨークタイムズは19日、アメリカ女子サッカー代表が男女格差の是正を求めてアメリカサッカー協会を相手に起こしている裁判の期日が2020年5月5日に設定されたと報じた。
今回の訴えではアメリカ女子サッカー代表の主力選手のすべてが原告となっており、給与や労働条件だけでなく、試合や宿泊先のホテルへの移動方法などの改善をアメリカサッカー協会に求めている。
アメリカ女子サッカー代表は先日の女子ワールドカップ連覇のみならず、オリンピック最多4度の金メダルを獲得しており、来年7月に開幕するTokyo 2020(東京五輪)で5度目の優勝を目指している。
また、2020年2月にオリンピック出場権をかけ、北中米カリブ海予選を戦う予定となっており、今回の裁判によりオリンピックの準備に混乱が生じる可能性がある。