北京2022冬季オリンピック・パラリンピック、大会ポスター公開

北京2022冬季オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は9月22日、北京デザインウイークの開会式で、大会公式ポスターを発表。大会エンブレム、マスコットがデザインされた3種類の公式ポスターのほか、デザインコンペに寄せられた数千作品の中から選ばれた11種類のプロモーションポスターを公開した。

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北京2022 オリンピックおよびパラリンピック大会ポスター

北京2022の大会公式ポスターは、ウィンタースポーツのさまざまな要素に加え、中国文化を取り入れたもので、大会のモットーである「Together for a Shared Future」が強調されている。

一方のプロモーションポスターは、**北京2022大会組織委員会**が昨年の北京国際デザインウイーク中に公募を開始し、数百ものデザイン関連組織、アーティスト、デザイン学校の教師や学生から作品が集まり、その数、1,500点以上にのぼった。最終的に選ばれた11作品には、冬季オリンピックや中国文化、社会におけるウィンタースポーツ、北京の街並みなどが描かれている。

四川美術学院の学生がデザインした「Passion Connects the World」(情熱が世界をつなぐ)と題されたプロモーションポスターは、中国の伝統的な結び目をメインに、オリンピックリングと雪の結晶を組み合わせたデザインとなっている。

北京服装学院からの作品「This Year in Beijing」(今年、北京で)は、北京の世界遺産「天壇」からインスピレーションを得たもので、天壇のシルエットを雪の積もった斜面に見立て、滑る様子が表現されている。

他にも、地元の住民が雪上や氷上のスポーツを楽しむ様子を描いたポスターや、2022年冬季オリンピックの公式マスコットである**ジャイアントパンダのビンドゥンドゥン**や、パラリンピックの公式マスコットで、ランタン(灯籠)をモチーフにしたシュエ・​ロンロンを描いたポスターもある。

北京2022大会組織委員会は、「中国文化とオリンピック精神を融合させ、オリンピックイベントやフィットネスプログラムを示すことで、11種類のプロモーションポスターは若い世代の活力とウィンタースポーツへの熱意を表現しています」と発表した。

北京2022 オリンピック・パラリンピック 大会ポスター

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