北米プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)公式戦が現地時間10月5日(日本時間10月6日)に行われ、ロサンゼルス・エンゼルスはオークランド・コロシアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランド)でオークランド・アスレチックスと対戦した。
3番・投手で先発出場した大谷翔平は立ち上がりの初回を三者凡退に抑え、シーズン162投球回として規定投球回に到達。その後は4回まで1人の走者も許さない快投を披露した。
しかし5回一死から四球と二塁打でピンチを招くと、コナー・カペルに犠飛を浴びて先制を許す。投手としてはこの回限りで降板となった。
打者としては初回の第1打席でチャンスを広げる安打をマーク。しかしその後は3打席続けて凡退となった。
エンゼルスは3点ビハインドの8回に2点を返すもわずかに及ばず、大谷が9敗目を喫した。
この日の投手としては5回69球を投げて1失点、1安打、6三振、1四球という内容で敗戦投手となった。打者としては4打数1安打、1三振だった。
今シーズン通算では、投手としては28試合で166回を投げて15勝9敗、防御率2.33、219奪三振。打者としては157試合で打率.273(586打数160安打)、34本塁打、95打点、11盗塁としている。
大谷はシーズン最終戦となったこの日、規定投球回に到達し、既に達成している規定打席と合わせてダブルで達成。現行のルールとなった1900年以降の近代野球において初めての快挙となった。