北米プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)公式戦が9月23日(日本時間9月24日)に行われ、ロサンゼルス・エンゼルスはターゲット・フィールド(アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス)でミネソタ・ツインズと対戦した。
3番・投手で先発出場した大谷翔平は初回、悪天候の影響で2四球、1死球で満塁のピンチを迎える。ジェーク・ケーブを二ゴロに打ち取ったが、二塁、遊撃、三塁の併殺の間に1点を失った。
2回を無失点に抑えると、3回に味方打線が逆転に成功。3回を三者凡退に抑えると、4回は先頭に四球を与えたあとは三者連続三振の好投を披露。
5回も無失点に抑えた大谷は6回のマウンドにも上がったが、ケーブのタイムリーで1点を失い、なおも無死満塁としたところで降板。後を受けたアーロン・ループが無失点で切り抜ける好リリーフを見せた。
大谷は降板後の7回二死一、二塁で迎えた第4打席、この日初安打となるタイムリーを中堅へ放ち、自らの勝利を後押し。試合はそのまま4-2でエンゼルスが勝利した。
この日の大谷は投手としては5.0回100球を投げて2失点、3安打、7三振、6四球、1死球という内容で勝利投手となった。打者としては4打数1安打1打点だった。
今シーズン通算では、投手としては26試合153回を投げて14勝8敗、防2.47、203奪三振。打者としては146試合で打率.271(539打数146安打)、90打点、11盗塁としている。
規定投球回まではあと9となった大谷は、一足先にシーズン200奪三振を達成。野茂英雄氏、松坂大輔氏、ダルビッシュ有に次ぎ、日本選手4人目となった。
エンゼルスは現地時間24日、ターゲット・フィールドでツインズとの2戦目に臨む。