北米プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)公式戦が9月29日(日本時間9月30日)に行われ、ロサンゼルス・エンゼルスはエンゼル・スタジアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム)でオークランド・アスレチックスと対戦した。
3番・投手で先発出場した大谷翔平は初回、先頭にいきなり四球を与えるも、一死から3番のショーン・マーフィーを併殺打に打ち取り3人で終える。
その裏、ルイス・レンヒーフォの先頭打者本塁打で先制、さらに無死二塁から大谷が自らを援護するタイムリーを放ち、この回2得点を挙げた。
すると大谷は、2回以降は1人の走者も許さない快投を披露し、7回までアスレチックス打線を無安打無得点に抑え込む。
大記録の期待も高まってきた8回も捕邪飛、空振り三振で二死としたが、コナー・カベルにこの日初めての安打を許してしまった。
次打者にも安打を許してピンチを招いた大谷だったが、無失点で切り抜けて今シーズン15勝目を手にした。
打っては先制打を含む2安打を放ち、まさに投打二刀流の活躍を見せた。
この日の大谷は投手としては8回108球を投げて無失点、2安打、10三振、1四球という内容で、勝利投手となった。打者としては4打数2安打、1打点だった。
今シーズン通算では、投手としては27試合で161回を投げて15勝8敗、防御率2.35、213奪三振。打者としては151試合で打率.275(561打数154安打)、34本塁打、94打点、11盗塁としている。
規定投球回まであと1としており、次回登板での快挙達成に期待がかかる。