北米プロ野球・MLBは現地時間5月7日、公式戦15試合を実施した。
■山本由伸が本拠地初勝利
ロサンゼルス・ドジャース対マイアミ・マーリンズは、ドジャー・スタジアム(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で開催。ドジャースの先発投手は山本由伸、大谷翔平は2番指名打者(DH)で出場した。
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先発の山本は初回、ジャズ・チザムに初球先頭打者ホームランを浴び1点を失う。だがその裏、ドジャースはマックス・マンシーの満塁ホームランで逆転に成功すると、3回にも4点を奪い8-1とリードを広げる。山本は初回以降立ち直り、2回、3回、5回を三者凡退。6回にブライアン・デラクルーズからソロホームランを打たれたものの、その後は反撃を許さずMLB移籍後最長となる8回を投げ切った。
ドジャースは8-2でマーリンズを下し6連勝。山本は8回97球2失点5奪三振で今季4勝目を挙げている。大谷は2打数無安打2四球だった。
■今永昇太は8回途中2失点
シカゴ・カブスの今永昇太は、リグレー・フィールド(イリノイ州)で行われたサンディエゴ・パドレス戦に先発登板。今季ここまで無傷の5連勝をマークしている今永は、この日も立ち上がりから好投を見せる。
5回まで二塁を踏ませず無失点。1点リードの6回1アウトから連打を浴び一二塁にランナーを背負うが、マニー・マチャド、ザンダー・ボガーツを連続三振に斬りこの試合初のピンチをしのいだ。
7回も無失点の今永は、8回も続投。しかし先頭の出塁を許すと、続くジュリクソン・プロファーに低めのスプリットを捉えられ逆転2ランホームランを浴びた。6勝目の権利が零れ落ちた今永はここで降板。7回0/3を投げ、102球7安打2失点8奪三振の投球内容だった。
カブスはその後再逆転し、サヨナラ勝ちを収めた。今永は負けが消えるとともに、防御率1.08はリーグトップの数字となっている。