2023年に亡くなった偉大なアスリートたち

2023年には多くの偉大なアスリートたちが亡くなった。その中には、走高跳のディック・フォスベリーさん、スプリンターのジム・ハインズさんやトリ・ボウイさん、サッカーレジェンドのジュスト・フォンテーヌさん、バレーボール東京1964金メダリストの宮本恵美子さんらがいる。

1 執筆者 Olympics.com
Fosbury jumps backwards over the bar, in contrast to the front 'straddle' technique used until this point
(Tony Duffy /Allsport)

2023年は、世界のスポーツ界に大きな喜びをもたらした素晴らしいパフォーマンスが多く見られたが、過去に同じように世界中に喜びをもたらした数多くの偉大なるアスリートたちが亡くなるという悲しい出来事もあった。

1960年代に新しいジャンプ方法で走高跳を革新したディック・フォスベリーさんから、リオ2016オリンピックで輝きを放ち短距離種目で3個のメダルを獲得したトリ・ボウイさんまで、過去に偉大な記録を打ち立てたスポーツ界のレジェンドたちが私たちから去った。

国内でも、多くのオリンピアン、メダリストが亡くなった。この秋にパリ2024オリンピック出場枠を獲得した男子バレーボール日本代表チームのメンバーたちが、今年3月に31歳で亡くなったチームメイト、藤井直伸さんをしのぶコメントを残していたことは記憶に新しい。

ここでは、全ての偉大なるアスリートを挙げることはできないが、2023年に亡くなったスポーツ界のスター選手たちの一部を紹介し、生前の活躍を思い出すことで追悼の意を表したい。

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