全日本空手道連盟は2月16日、Tokyo2020の空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒が競技生活から引退することを発表した。
喜友名は同じく全日本強化選手の金城新、上村拓也とともに、1月30日付けで全日本空手道連盟へ引退を報告。3人は世界選手権男子団体形の日本代表メンバーとして、ともに戦ってきた。3月17日に沖縄空手会館で3選手による引退会見が行われるという。
喜友名は沖縄県沖縄市出身で、1990年7月12日生まれ。全日本選手権は2012年から10連覇、世界選手権は2014年から2021年まで4連覇を達成した。空手が正式種目として初採用された2021年のTokyo2020では初代金メダリストに。2021年11月の世界選手権以降は個人戦から遠ざかり、2022年12月の全日本選手権も欠場した。その後、12月後半の第18回アジアシニア空手道選手権の男子団体形に金城、上村とともに出場し、金メダルを獲得。これが最後の国際舞台となった。