【競泳】日本選手権第2日:男子100m背泳ぎを制した入江陵介「もっとスピードをつけていきたい」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Ryosuke Irie
(2021 Getty Images)

横浜国際プール(神奈川県横浜市)開催の第98回日本選手権水泳競技大会競泳競技「ジャパンスイム2022」が4月29日、大会2日目を迎えた。男子100m背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)が52秒88で優勝。2位は54秒42の金子雅紀(イトマン東進)、3位は54秒79の加藤理(山陰パナソニック/Nb)だった。

今大会は第19回アジア大会(9月10日開幕/中国浙江省杭州市)の選考会を兼ねて開催。入江はすでにアジア大会および、第19回世界選手権大会(6月18日開幕/ハンガリー・ブタペスト)の日本代表に内定している。

入江陵介

「後半をいいタイムで泳ぎたいと思っていた。思ったより前半が早かったし、後半もうまくまとめられた。トレーニングの成果が出たと思う。地力がついていると感じる。(世界選手権に向けて)もっとスピードをつけていきたい。前半で世界と遅れてしまうと波を食らってしまう。25秒5くらいで入れるスピードを磨きながら、後半は引き続きトレーニングして、26秒でまとめられるレースをまずはしたい。
(200mを回避した理由は)世界大会に出て、決勝に残れるかもしれないが、それ以上に心がしんどかった。前回の選考会の試合後に吐いてしまうなど、200mに対して逃げたくなるようなところがあった。ほかの種目にも影響が出てくる場面もあったので、自分の心を傷つけないためにも、一度離れることを決めた」
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