IFSCクライミングワールドカップ重慶大会は、現地時間4月26日に中国の重慶で行われ、男女スピード種目が実施された。日本勢は予選落ちとなった。
男子スピードでは、昨年の同大会のボルダリンング王者の藤井快が最高位の24位、2016年ワールドカップ年間ボルダリング総合王者の楢崎智亜は30位だった。樽崎のライバルである世界選手権覇者の原田海は38位、ワールドカップ制覇経験のある杉本怜は42位に終わった。
女子でも、ワールドカップ複数回優勝のベテラン野口啓代が30位、14歳で日本王者になった17歳の現役高校生クライマーの伊藤ふたばは38位。アジアユース王者の中村真緒は50位、リードを得意とする15歳の森秋彩は67位、同じくリードで注目される16歳の平野夏海が72位だった。
ボルダリング部門で結果を残している日本勢だが、スピード部門では男女ともに世界の壁にぶつかっている。