5月23日にインドネシア・ジャカルタで開幕した第11回AHF(アジアホッケー連盟)Heroアジアカップは6月1日、最終日を迎えた。サムライジャパン(男子日本代表)は3位決定戦でインド共和国代表に0-1で敗れて4位。優勝は大韓民国代表、準優勝はマレーシア代表となっている。
アジアカップ4位となった日本は、インド、マレーシア、韓国とともに2023年1月開催予定の第15回FIH(国際ホッケー連盟)ホッケー男子ワールドカップ2023の出場権を獲得。2006年の第11回ドイツ大会以来4大会ぶりの出場となる。大会後、高橋章ヘッドコーチと田中世蓮キャプテンがコメントを発表している。
高橋章HC
アジアカップの決勝トーナメントでは非常に厳しい戦いが続きましたが、最後まで諦めず勇敢に戦ってくれた選手たちを誇りに思います。サムライジャパンにとっては4大会、16年ぶりのW杯出場となりますが、パリ2024を目指す我々にとって、このことは大変大きな意義があります。
現在のサムライジャパンはポテンシャルの高い若い選手が多く、大きな可能性を秘めたチームです。これからもチームの競争力を高めると同時に、選手・スタッフが1つになってより強い組織、チームを目指してハードワークを続けていきたいと思っています。これからもサムライジャパンの応援をよろしくお願いします。
田中世蓮
アジアカップにおいて、16年ぶりのW杯出場を決めることができて、うれしく思います。ただ、現状に全く満足はしていません。W杯に向けて、これからチームとしても、個人としても更なるレベルアップに努めメダル獲得を狙います。サムライジャパンの応援をよろしくお願いします。