日本の新春スポーツのひとつとして名高い「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(以下:箱根駅伝2023)」の復路が、1月3日8:00にスタートする。2日に行われた往路で、19年ぶりに優勝した駒澤大学が、初の学生駅伝3冠のタイトル獲得に向けて大きく前進した。また、往路2位には、駒澤と30秒差の中央大学、3位には、2連覇を狙う青山学院大学が入っている。いよいよ箱根のドラマの結末を迎える箱根駅伝2023復路の放送予定や見どころを紹介しよう。
公式サイト:東京箱根間往復大学駅伝競走
■復路 日程・放送予定・区間
【日程】
2023年1月3日(月)8:00スタート
【放送予定】
- 地上波:日本テレビ (7:00〜)※生放送
- ネット:TVer・日本テレビ番組ホームページ(いずれも7:50〜)※ライブ中継
【区間】
- 第6区 箱根・芦ノ湖駐車場入口~小田原中継所(20.8km)
- 第7区 小田原中継所~平塚中継所(21.3km)
- 第8区 平塚中継所~戸塚中継所(21.4km)
- 第9区 戸塚中継所~鶴見中継所(23.1km)
- 第10区 鶴見中継所~大手町・読売新聞社前(23.0km)
■復路の見どころ
箱根駅伝2023の往路が、1月2日に終わった。
2023年の箱根の往路を制したのは駒澤大学で、19年ぶり4度目の往路優勝に輝いた。学生三大駅伝に数えられる「出雲駅伝」と「全日本大学駅伝」においても優勝している駒大は、最後のタイトル「箱根駅伝」に王手をかけた。明日(3日)の復路でも、紫のチームカラーが最初にフィニッシュテープを切って、完全優勝を果たし、チーム初となる3冠を獲得することができるか。
駒澤のタイトル総なめに待ったをかけるのが、30秒差でゴールした往路2位の中央大学だ。往路の2区と3区ではトップで襷を渡し、4区では3位まで順位を落としたものの、往路最終区の箱根の険しい山路で、猛追の走りで駒澤に迫った。30秒というタイム差を、中央大学は大手町に向かう復路でどれだけ縮めることができるか。
また、往路3位の青山学院大学も、まだ2連覇という夢を諦めたわけではない。首位と2分以上の差があるものの、何が起こるかわからないのが、箱根駅伝だ。名将・原晋監督が仕掛けるピース大作戦は、どんでん返しも含まれているのかーー。
やはり、2023年の正月三が日も、箱根のドラマに、手に汗握りそうだ。
■出場チーム
箱根駅伝2023には、昨年の前回大会における上位10チームと、2022年10月15日に行われた予選会の上位10チームに、関東学生連合を加えた、合計21チームが出場する。
- 青山学院大学
- 順天堂大学
- 駒澤大学
- 東洋大学
- 東京国際大学
- 中央大学
- 創価大学
- 國學院大學
- 帝京大学
- 法政大学
- 大東文化大学
- 明治大学
- 城西大学
- 早稲田大学
- 日本体育大学
- 立教大学
- 山梨学院大学
- 専修大学
- 東海大学
- 国士舘大学
- 関東学生連合
箱根駅伝2023のその他情報は、こちらから。