岩井千怜、プレーオフを制して今季初優勝!RKB×三井松島レディス2023

国内女子ゴルフツアー「RKB×三井松島レディス」は5月14日、決勝となる第3ラウンドを実施し、通算11アンダーでトップに並んだ3名によるプレーオフが成立。昨季年間女王の山下美夢有と、双子の姉である岩井明愛との優勝決定戦を制し、妹の岩井千怜が今季初優勝を飾った。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2023 Getty Images)

JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアー2023シーズン第11戦「RKB×三井松島レディス」が、福岡市にある福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6299ヤード/パー72)にて5月12日から14日までの3日間にわたり行われ、大会最終日の14日は決勝となる第3ラウンドを実施した。

リーダーボード(JLPGA)

前日までの予選ラウンドで首位タイに立っていた岩井双子の姉・明愛は、バックナインで2つのボギーを叩いてしまい、3バーディー、2ボギーの「71」で最終ラウンドをホールアウトし、スコアをひとつ伸ばすだけに留まる。一方、7位タイからスタートした妹・千怜は、前半に4つ、後半に3つのバーディーを奪って猛チャージ。さらに、2022年シーズンの年間女王に輝く山下美夢有も、6つのバーディーを決めて、スコアボードのトップに躍り出た。最終的に、山下と岩井姉妹が通算11アンダーでトップに並び、3名によるプレーオフへと突入した。

優勝決定戦となるプレーオフは最終の第18ホール(パー5)で行われ、2ホール目で決着がついた。山下と岩井明がバーディーパットを外し、2人のパーセーブを見届けた岩井千が、1メートルほどの距離を冷静に沈めて拳を高く突き上げた。最終的に岩井千がプレーオフを制し、今シーズン初、ツアー通算では3度目の優勝を飾った。

2位タイには、山下と岩井明が並び、前日首位タイからスタートした青木瀬令奈がトップと1打差の通算10アンダーで4位、申ジエはスコアを3つ落として、10位タイに後退している。

RKB×三井松島レディス2023の賞金総額は1億2,000万円、優勝賞金は2,160万円となっている。

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