【ゴルフ】小林伸太郎がプロ14年目にして地元で初優勝!新設大会・For The Players By The Players 2022

国内男子ゴルフ「For The Players By The Players 2022」が10月9日、群馬県安中市のTHE RAYSUMで大会最終日を迎えた。今シーズンに新設されたばかりの同大会はステーブルフォード方式で争われ、初代王者にはプロ14年目にしてツアー初優勝となる地元出身の小林伸太郎が輝いた。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2016 Getty Images)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)2022シーズン第20戦「For The Players By The Players 2022」が10月9日、群馬県安中市のTHE RAYSUM(7137ヤード/パー71)において大会最終日を迎えた。この大会は、今シーズンに新設されたばかりの大会で、ステーブルフォード(ポイント制)方式で実施された。

暫定累積スコアが33ポイントで、2位とは6ポイント差の前日単独トップからスタートした小林伸太郎(栃木ミサワホーム)が、この日の最終ラウンドでも出だしの第1ホールからバーディーを奪うなど、好調をキープする。中盤の第9、第10ホールで連続ボギーを叩くも、プロ14年目で同大会ゴルフコースがある群馬県出身の小林は、地元の声援を力にして、その後は5連続パーを決めるなど、冷静なプレーに集中する。そして、終盤の第16と第17ホールで、連続でパーディーを沈め、後続選手の引き離しに成功。最終的に小林は、5バーディー、2ボギーで最終ラウンドを終え、この日だけで8点を加算し、トータル41ポイントでそのまま逃げ切り、ツアー初優勝ならびに記念すべき大会初代チャンピオンに輝いた。

このほか、小林と5ポイント差となる36点をマークした大岩龍一(フリー)が2位、またトータル32点でジャスティン・デロスサントス(JOYXGC上月C・フィリピン) が3位に入った。

「For The Players By The Players」は、今シーズンに新設されたばかりのJGTOツアー大会で、ステーブルフォード方式で実施された。最小スコアで争う通常のストロークプレーに対し、ステーブルフォードでは各ホールのストローク数に応じてポイントが設定されており、その総得点で順位を争う。今大会ではパー0点、バーディー2点、イーグル5点、アルバトロス8点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上はマイナス3点と定められていた。

「For The Players By The Players 2022」の賞金総額は5,000万円、優勝賞金は1,000万円となっている。

JGTO大会HP

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