柳本理乃と村田優太郎、新種目デュアルモーグルでW杯4位|フリースタイルスキーW杯

FISフリースタイル・モーグルのワールドカップ第9戦が現地時間2月4日、アメリカ・ディアバレーで開催された。今大会はミラノ・コルティナ2026でオリンピック初採用されるデュアルモーグル形式で実施され、柳本理乃と村田優太郎が4位に入った。北京2022入賞の川村あんりは6位、銅メダルの堀島行真は13位だった。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2023 Getty Images)

2022-2023FIS(国際スキー・スノーボード連盟)フリースタイルスキー・モーグルのワールドカップ第9戦が、アメリカ合衆国ユタ州ディアバレーで現地時間2月2日から4日にかけ開催され、4日は男女のデュアルモーグルが行われた。この種目は、開幕まで3年となったミラノ・コルティナ2026において、オリンピック初採用されることが決まっている。

■女子:柳本理乃が4位

日本人6名を含む32名が出場した女子のデュアルモーグルでは、柳本理乃が準決勝に進出するも、平昌2018金メダリストのペリーヌ・ラフォン(フランス)に敗れ、スモール・ファイナルに回る。その最後の戦いでは、ホスト国のアメリカ代表のハナ・ソアーに敗れ、最終的に日本勢最高の4位となった。北京2022女子モーグル入賞の川村あんりは準々決勝で敗退し、最終6位に終わった。

女子デュアルモーグルの表彰台成績ならびに日本代表の成績は、以下の通り。

  1. ペリーヌ・ラフォン(フランス)
  2. ジェーリン・カウフ(アメリカ合衆国)
  3. ハナ・ソアー(アメリカ合衆国)
  4. 柳本理乃

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  • 6位 川村あんり
  • 11位 冨髙日向子
  • 12位 中尾春香
  • 15位 梶原有希
  • 20位 伊原遥香

■男子:村田優太郎が4位

日本代表6名を含む計54名が出場した男子のデュアルモーグルでは、村田優太郎が準決勝に進出するも、フィニッシュすることができずに、スモール・ファイナルに回ることとなったが、出場を取りやめたため最終4位となっている。優勝は、平昌2018での金メダルを含むオリンピック3大会連続メダル獲得のミカエル・キングスベリー(カナダ)だった。北京2022銅メダリストの堀島行真は13位だった。

男子デュアルモーグルの表彰台成績ならびに日本代表の成績は、以下の通り。

  1. ミカエル・キングスベリー(カナダ)
  2. マット・グラハム(オーストラリア)
  3. ウォルター・ウォールバーグ(スウェーデン)
  4. 村田優太郎

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  • 5位 松田颯
  • 11位 藤木豪心
  • 13位 堀島行真
  • 29位 杉本幸祐
  • 40位 島川拓也

なお、現地時間3日には、同会場にてエアリアルのワールドカップが行われたが、男女ともに日本人選手は出場していない。

FIS公式:2023 FIS Moguls World Cup Deer Valley

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