3連休の初日と2日目にあたる7月15日と16日の両日、日本プロサッカーリーグ・明治安田生命Jリーグは第21節の全9試合を行った。
Jリーグ公式:日程・結果 明治安田生命J1リーグ第21節
前節終了時点で首位に立つ昨季王者の横浜F・マリノスは、ホームの日産スタジアム(神奈川県横浜市)に川崎フロンターレを迎える。入場者数4万2772人を記録した「BIG神奈川ダービー」は、両チームともに攻撃的な姿勢を見せるも、ともにフィニッシュの精度を欠き、無得点のまま90分が経過する。後半アディショナルタイム、途中出場のDF大南拓磨が挙げたクロスにDF車屋紳太郎が身体ごと押しこみ、川崎Fが先制。このゴールが決勝点となり、川崎Fがリーグ戦2連勝を飾った。横浜FMは第13節・アルビレックス新潟戦[1●2]以来、リーグ戦8試合ぶりの黒星。14日に行われた天皇杯3回戦・FC町田ゼルビア戦[1●4]に続く公式戦2連敗となった。
2位のヴィッセル神戸はホーム・ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)でサガン鳥栖と対戦。51分、鳥栖FW富樫敬真にPKを沈められ、先制される。しかし2分後、MF佐々木大樹のクロスにFW大迫勇也が左足で合わせて同点。82分には、途中出場のブラジル出身FWジェアン・パトリッキがこぼれ球を押し込んで逆転に成功する。神戸は2-1で勝利を収めて勝点43。得失点差で横浜FMを上回り、首位に浮上した。試合消化が1つ少ない神戸は22日、第16節の延期試合で川崎Fと対戦する。