男子サッカー日本代表・SAMURAI BLUEは3月24日、国立競技場(東京都新宿区)開催のキリンチャレンジカップ2023でウルグアイ代表と対戦した。
FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022をベスト16で終え、森保一監督のもと新たな船出を迎える日本。スターティングイレブンは菅原由勢や瀬古歩夢が名を連ねるフレッシュな顔ぶれとなった。
- GKシュミット・ダニエル
- DF菅原 由勢
- DF板倉 滉
- DF瀬古 歩夢
- DF伊藤 洋輝
- MF遠藤 航
- MF守田 英正
- MF堂安 律
- MF鎌田 大地
- MF三笘 薫
- FW浅野 拓磨
4-2-3-1の布陣で戦う日本は、カウンターから三笘薫のドリブルを起点に攻撃の形を作っていく。最大のチャンスは21分、菅原から浅野拓磨へ絶妙なスルーパスを送ったものの、シュートはゴールの右に外れた。
試合が動いたのは38分、フェデリコ・バルベルデが強烈なボレーシュートを放つと、ボールはポストへ。跳ね返ったボールをバルベルデが自ら頭で押し込んで先制のゴールを決めた。
好機を作れないまま後半を迎えたが、選手交代から日本が流れをつかみ始める。61分、浅野に代えて上田綺世、堂安律に代えて伊東純也を投入。伊東の積極的な仕掛けから、ゴールに迫る数を増やしていく。65分には上田とのワンツーから伊東がペナルティーエリア内で倒され、PKのホイッスル。しかしVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によりPKは取り消しとなった。
74分に田中碧と西村拓真を投入。すると75分に西村がいきなり結果を残す。右サイドを抜け出した伊東の低いクロスに、西村が走り込んで左足のシュート。これがネットを揺らし、日本が1-1の同点に追いついた。
逆転を狙う日本はさらに橋岡大樹、代表デビューとなった中村敬斗をピッチに送り出したが、試合はこのまま終了。2023年の初陣はドローとなった。
日本は28日、ヨドコウ桜スタジアム(大阪府大阪市)に舞台を移してコロンビア代表と対戦する。