パリ2024オリンピック出場を目指すU-22日本代表は、3月下旬にヨーロッパ遠征を行っている。24日はU-22ドイツ代表と同国フランクフルトのPSD Bank Arenaで対戦した。
日本のシステムは4-2-3-1。GKは鈴木彩艶、最終ラインは左から加藤聖、木村誠二、西尾隆矢、内野貴史が入る。中盤はキャプテンの山本理仁と川崎颯太、佐藤恵允、鈴木唯人、山田楓喜。1トップは細谷真大が務めた。
立ち上がりから強豪ドイツが試合をコントロール。日本は押し込まれる展開が続くと40分にPKで先制を許した。それでも直後の43分、鈴木唯人のコーナーキックを西尾が触り最後は佐藤がプッシュ。日本が前半のうちに追いつき後半へ向かう。
後半立ち上がりの46分に日本は逆転に成功。前線でボール奪取した佐藤が中央へ送ると、細谷がゴールに流し込んだ。だがドイツもすぐさま反撃。49分にデニス・フセインバシッチが同点ゴールを奪う。その後はドイツがボールを握り、日本はカウンターで攻撃のチャンスを窺うがスコアは動かず。2-2の引き分けに終わった。
ヨーロッパ遠征中のU-22日本代表は、27日にスペイン・ムルシアのPinatar ArenaでU-22ベルギー代表と対戦する。