FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022は現地時間12月6日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)2試合を実施。モロッコとポルトガルがベスト8に進んだ。
■モロッコが再びサプライズ
前評判を覆しグループFを首位通過したモロッコが、またもサプライズを起こした。
ラウンド16はグループE2位のスペインと対戦。ジブラルタル海峡を挟んだ隣国同士の一戦は、スペインがボールを支配する時間が続く。モロッコは守勢に回る時間が多く、攻撃はカウンター頼みとなるが無失点で90分を耐えた。
延長に入ってもこの構図は続くが、スペインは最後までモロッコ守備陣を攻略できず勝負はPK戦へ。GKのヤシン・ボノがスペインに1本も決めさせず、モロッコがPK戦の末ベスト8進出を決めた。
■ポルトガルがスイスに圧勝
もう1試合では、ポルトガルがスイスに6-1で勝利した。
エースのクリスティアーノ・ロナウドがベンチスタートとなったポルトガルは、序盤から攻勢に出る。ゴンサロ・ラモスのゴールで先制すると、33分にはペペがセットプレーから追加点。2点リードで前半を終える。
後半はポルトガルのゴールラッシュ。ラモスはさらに2得点を挙げ、ハットトリックの活躍を見せた。6‐1でスイスを下したポルトガルは、準々決勝でモロッコと対戦する。
■ベスト8が出揃う
6日までにラウンド16全試合が終了し、今大会のベスト8が出揃った。
モロッコとポルトガルのほか、準々決勝ではオランダとアルゼンチン、イングランドとフランス、クロアチアとブラジルが激突する。
サッカー
20日 11月 - 18日 12月
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