現地時間12月3日に大会14日目を迎えたFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022。この日からノックアウトステージ(決勝トーナメント)が開始され、グループステージを突破したチーム同士の対戦が行われた。
■オランダが8強一番乗り
グループA(A組)首位通過のオランダ代表は、B組2位のアメリカ合衆国代表と対戦。オランダは10分、FWメンフィス・デパイのゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにDFデイリー・ブリントが追加点を挙げる。米国は76分、途中出場のFWハジ・ライトがループシュートを沈め、1点差に迫る。
しかし81分、2アシストのDFデンゼル・ダンフリースが自ら左足ボレーでネットを揺らし、オランダが突き放す。オランダは3-1で勝利。8強一番乗りとなった。
■メッシがW杯通算9得点
C組首位通過のアルゼンチン代表は、D組2位のオーストラリア代表と対戦。アルゼンチンFWリオネル・メッシにとって、キャリア通算1000試合出場の節目となる。そのメッシは35分、左足を振り抜きゴール。今大会3点目はアルゼンチンの英雄、故ディエゴ・マラドーナの記録を超えるW杯通算9点目となった。なおW杯通算得点記録は、元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼ氏が持つ16得点。
アルゼンチンは57分、最終ラインでボールを回す豪州にプレッシャーを仕掛けると、最後はパスカットからFWフリアン・アルバレスがゴールネットを揺らす。豪州は77分、オウンゴールで1点差に迫ると、その後も猛攻。アルゼンチンを押し込むも1点が遠く、1-2で黒星となった。
アルゼンチンは9日に行われる準々決勝でオランダ代表と対戦する。
サッカー
20日 11月 - 18日 12月
サッカー | ワールドカップ 2022 | カタール - カタール
■地域別の決勝トーナメント進出国
- アジア(3):日本、オーストラリア、韓国
- ヨーロッパ(8):オランダ、イングランド、ポーランド、フランス、スペイン、クロアチア、スイス、ポルトガル
- 南米(2):アルゼンチン、ブラジル
- 北中米カリブ海(1):アメリカ合衆国
- アフリカ(2):モロッコ、セネガル
■決勝トーナメント組み合わせ
- 12月3日:オランダ vs アメリカ合衆国
- 12月3日:アルゼンチン vs オーストラリア
- 12月4日:フランス vs ポーランド
- 12月4日:イングランド vs セネガル
- 12月5日:日本 vs クロアチア
- 12月5日:ブラジル vs 韓国
- 12月6日:モロッコ vs スペイン
- 12月6日:ポルトガル vs スイス