FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022は現地時間11月30日、大会11日目を迎えた。D組はグループステージ第2節終了時点でフランス代表がノックアウトステージ進出を決定。もう1枠を懸けた最終節は日本時間12月1日深夜0時、キックオフの笛が鳴った。
■チュニジア、前回王者を下す
フランスはFWキリアン・エムバペらがベンチスタート。第2節からメンバーを大幅に変更してチュニジア代表戦に臨んだ。
連係ミスが目立つなど精彩を欠くフランスに対し、チュニジアは58分、FWワフビ・ハズリがドリブル突破からシュートを沈める。フランスは63分にエムバペらを投入。後半アディショナルタイムにはFWアントワーヌ・グリーズマンがゴールネットを揺らすも、VAR(ビデオアシスタントレフリー)による検証の結果、オフサイドと判定される。
チュニジアが前回王者のフランスに勝利。もう1試合の結果次第で16強進出となったが、試合中に伝わった結果はチュニジアにとって悲報だった。
■豪州が2度目の快挙
勝点3のオーストラリア代表と勝点1のデンマーク代表が対戦。デンマークは勝利が絶対条件のため、前半から猛攻を仕掛ける。守勢に回っていた豪州だったが60分、カウンター攻撃からFWマシュー・レッキーが先制点を決める。これが決勝点となり、1-0白星。豪州は日本代表に逆転勝利を収めた2006年のドイツW杯以来、2度目の16強進出を決めた。
デンマークはFIFAランキング10位。前評判が高く、ダークホースと目されていたが、未勝利で大会を去ることになった。
サッカー
20日 11月 - 18日 12月
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