【サッカー】カタールW杯C組第3節:アルゼンチン、ポーランドが突破…メキシコは及ばず

カタールW杯グループCは最終節の2試合が日本時間12月1日4時に同時刻キックオフを迎えた。アルゼンチン代表はポーランド代表に勝利を収めてグループステージ突破。メキシコ代表はサウジアラビア代表を2-1で下すもポーランドに得失点差で及ばず、8大会連続の16強はならなかった。

1 執筆者 渡辺文重
Lionel Messi-Grzegorz Krychowiak
(GettyImages)

FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップカタール2022は現地時間11月30日、大会11日目を迎えた。グループステージ最終節を迎えるC組は日本時間12月1日早朝、2試合が同時にキックオフを迎えた。

■メッシPK失敗もアルゼンチン白星

1勝1敗、自力でのグループステージ突破には勝利が必要なアルゼンチン代表は、勝点4で首位のポーランド代表と対戦した。

アルゼンチンは39分、FWリオネル・メッシが相手ペナルティエリア内で反則を受けてPKを獲得する。メッシは自らキッカーを務めるも、GKボイチェフ・シュチェスニーにセーブされる。0-0で折り返された試合は後半開始早々に動く。46分、MFアレクシス・マック・アリスターの得点でアルゼンチンが先制。アルゼンチンは67分にFWフリアン・アルバレスが追加点を挙げ、2-0で勝利を収めた。

■メキシコがサウジを下す

ノックアウトステージ進出には勝利が絶対条件。得失点差の関係から大差をつける必要があるメキシコ代表は、1勝1敗のサウジアラビア代表と対戦。メキシコは0-0で迎えた47分、CKからFWエンリ・マルティンがゴールを決める。さらに52分、MFルイス・チャベスが直接FKを沈め、2点差とする。

メキシコは同時刻KOのポーランドに得失点差で並んだものの、後半アディショナルタイム、サウジアラビアFWサレム・アルダウサリにゴールを決められて万事休す。2-1で勝利を収めるも、8大会連続での決勝トーナメント進出はならなかった。

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