前田大然、古橋亨梧のゴールでオールドファームはドロー|スコティッシュ・プレミアシップ第20節

グラスゴーを本拠地とするスコティッシュ・プレミアシップの2強によるダービーマッチ「オールドファーム」。アウェイの首位のセルティックFCは、FW前田大然のゴールで先制。その後レンジャーズFCに逆転を許すも、88分にFW古橋亨梧がゴール。2-2に持ち込み、貴重な勝点1を得た。

1 執筆者 渡辺文重
FURUHASHI Kyogo
(Getty Images)

男子サッカーのスコティッシュ・プレミアシップは現地時間1月2日、第20節の全6試合を開催。首位のセルティックFCはイブロックス・スタジアムで行われるアウェイの「オールドファーム(グラスゴー・ダービー)」、2位・レンジャーズFC戦に臨んだ。

1日に66歳で死去した往年のストライカー、フランク・マクガーベイ氏をしのび、喪章を巻いたセルティックはFW前田大然、FW古橋亨梧、MF旗手怜央を先発で起用。2022年11月、ヴィッセル神戸から完全移籍が発表されていた小林友希はベンチスタートとなった。

試合は5分、前田の先制弾で動き出す。前田は相手パスをインターセプトすると、そのままドリブルでGKと1対1に持ち込み、2戦連続でゴールネットを揺らす。

1-0で前半を終えたセルティックだが、後半開始早々に反撃を食らう。47分、レンジャーズMFライアン・ケント(イングランド)にゴールを決められると、52分にはPKを決められて逆転を許す。前田と旗手は77分に交代。この試合、小林の出場はなかった。

セルティックは88分、相手ペナルティエリア内でシュートを試みる。そうした中、こぼれ球を古橋がゴールネットに突き刺し、同点とする。試合は2-2で終了。セルティックの連勝は12でストップしたものの、2位との勝点差9をキープした。

試合結果:Monday 2nd January 2023 Rangers 2-2 Celtic

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