FIVBバレーボールネーションズリーグ2022は、現地時間7月20日からイタリア・ボローニャで男子ファイナルラウンドを実施する。パリ2024を目指す男子日本代表・龍神NIPPONは予選ランド9勝3敗の5位で、ファイナルラウンド進出を決めている。21日の準々決勝では、Tokyo2020優勝のフランス代表と対戦。予選Rではストレート負けを喫している相手に、日本は雪辱を誓う。日程、放送予定を紹介する。
■VNL男子ファイナルR日程
<準々決勝>
7月20日(水)
- 16:00(翌1:00)アメリカ vs.ブラジル
- 19:00(翌4:00)イタリア vs.オランダ
7月21日(木)
- 16:00(翌1:00)フランス vs.日本
- 19:00(翌4:00)ポーランド vs.イラン
<準決勝>
7月23日(土)
- 16:00(翌1:00)対戦カード未定
- 19:00(翌4:00)対戦カード未定
<3位決定戦・決勝>
7月24日(日)
- 16:00(翌1:00)準決勝で敗れた2チームが対戦
- 19:00(翌4:00)準決勝で勝利した2チームが対戦
※()の時刻は日本時間
【放送予定】
準々決勝 日本 vs.フランス:BS-TBS(日本時間22日21:00-)
準決勝以降は未定
■見どころ
今大会の龍神NIPPONは、予選R序盤から好調。第1週ではアメリカ合衆国にフルセットの末敗れたものの、3勝1敗で終える。第2週ではTokyo2020銅メダルのアルゼンチン代表を破るなど3勝1敗。日本開催となった第3週でも3勝1敗とし、通算9勝3敗の5位でファイナルRに進んだ。
準々決勝の相手はTokyo2020金メダルのフランス代表。予選Rでは第2週で対戦し、ストレート負けを喫している相手だ。強豪との対戦となるが、雪辱を果たしベスト4入りを決めることはできるか。
■VNL
VNL(バレーボールネーションズリーグ)は、男子国際大会「ワールドリーグ」、女子国際大会「ワールドグランプリ」に代わる大会として、2018年にFIVBが設立。男女とも16チーム(コアチーム12、チャレンジャーチーム4チーム)が参加する。
従来の予選Rは1回総当たりだったが、2022年大会は各チームが3週間で12試合を戦い、順位を決定する方式を採用している。各週参加チームを2つのプールに分け、1チーム当たり4試合を実施。予選ラウンド上位8チームが進出するファイナルRは、ノックアウト方式で優勝チームを決める。
VNLは毎年開催となっているものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で2020年は中止。2021年は感染予防のため、参加全チームをイタリアに集めて開催した。2022年は2019年以来、2大会ぶりに世界各国で予選ラウンドを行う。
男子予選Rプール分け
第1週
- プール1:ブラジル、アメリカ合衆国、スロベニア、日本、イラン、オランダ、オーストラリア、中国
- プール2:ポーランド、フランス、セルビア、アルゼンチン、イタリア、カナダ、ドイツ、ブルガリア
第2週
- プール1:フランス、スロベニア、アルゼンチン、イタリア、日本、ドイツ、オランダ、中国
- プール2:ブラジル、ポーランド、アメリカ合衆国、セルビア、カナダ、イラン、ブルガリア、オーストラリア
第3週
- プール1:ブラジル、フランス、アメリカ合衆国、アルゼンチン、カナダ、日本、ドイツ、オーストラリア
- プール2:ポーランド、スロベニア、セルビア、イタリア、イラン、オランダ、ブルガリア、中国
■龍神NIPPONの予選R結果
予選ラウンド第1週:6/7-6/12(ブラジル・ブラジリア)
- 6月8日18:00(9日6:00)日本 3-1 オランダ
- 6月9日15:00(10日3:00)日本 3-1 中国
- 6月10日18:00(11日6:00)日本 2-3 アメリカ合衆国
- 6月12日13:00(13日1:00)日本 3-0 イラン
予選ラウンド第2週:6/21-6/26(フィリピン・ケソン)
- 6月21日19:00(20:00)日本 3-1 アルゼンチン
- 6月24日19:00(20:00)日本 3-2 イタリア
- 6月25日15:00(16:00)日本 0-3 フランス
- 6月26日15:00(16:00)日本 3-1 スロベニア
予選ラウンド第3週:7/5-7/10(日本・大阪)
【予選R順位表】
※上位8チームがファイナルR進出
- イタリア(10勝2敗、勝点31、セット率=3.555)
- ポーランド(10勝2敗、勝点31 、セット率=3.300)
- アメリカ(10勝2敗、勝点27)
- フランス(9勝3敗、勝点28)
- 日本(9勝3敗、勝点 27)
- ブラジル(8勝4敗)
- イラン(7勝5敗)
- オランダ(6勝6敗)
- アルゼンチン(5勝7敗、勝点18)
- スロベニア(5勝7敗、勝点15)
- セルビア(5勝、7敗、勝点14)
- ドイツ(4勝8敗)
- 中国(3勝9敗)
- ブルガリア(2勝10敗、勝点9)
- カナダ(2勝10敗、勝点6)
- オーストラリア(1勝11敗)
■龍神NIPPONメンバー
1 西田 有志(ビーボ・バレンティア/イタリア)
2 小野寺 太志(JTサンダーズ広島)
3 深津 旭弘(堺ブレイザーズ)
4 大竹 壱青(パナソニックパンサーズ)
5 大塚 達宣(早稲田大学4年)
6 山内 晶大(パナソニックパンサーズ)
7 高梨 健太(ウルフドッグス名古屋)
8 関田 誠大(クプルム・ルビン/ポーランド)
9 大宅 真樹(サントリーサンバーズ)
10 髙橋 健太郎(東レアローズ)
11 富田 将馬(東レアローズ)
12 髙橋 藍(日本体育大学3年)
13 小川 智大(ウルフドッグス名古屋)
14 石川 祐希(パワーバレー・ミラノ/イタリア)
16 宮浦 健人(ジェイテクトSTINGS)
17 山崎 彰都(ウルフドッグス名古屋)
18 仲本 賢優(パナソニックパンサーズ)
20 山本 智大(堺ブレイザーズ)
21 永露 元稀(ウルフドッグス名古屋)
22 樋口 裕希(堺ブレイザーズ)
24 高橋 和幸(ジェイテクトSTINGS)
26 村山 豪(ジェイテクトSTINGS)
30 エバデダン ラリー(筑波大学4年)
34 甲斐優斗(専修大学1年)
36 小宮 雄一郎(パナソニックパンサーズ)