【フィギュアスケート】鍵山優真が今シーズンのGPシリーズを欠場…左足の負傷が完治せず

日本スケート連盟は10月14日、北京2022男子シングル銀メダリストの鍵山優真が今シーズンのISUグランプリシリーズを負傷の影響で欠場すると発表。鍵山は12月の全日本選手権で復帰できるよう治療に専念するとコメントしている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Yuma Kagiyama
(2022 Getty Images)

日本スケート連盟(JSF)は10月14日、北京2022男子シングル銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大学)が今シーズンのISU(国際スケート連盟)グランプリ(GP)シリーズを欠場すると発表した。

鍵山はGPシリーズ第1戦のスケートアメリカ(10月21日〜23日/アメリカ合衆国・ノーウッド)、第3戦のフランス杯(11月4日〜6日/フランス・アンジェ)に出場を予定していた。

JSFは欠場理由として「8月末受傷した『左距骨疲労性骨障害、左腓骨疲労骨折』の回復が遅れているため」と発表。鍵山は10月8日に開催された「木下グループカップ フィギュアスケート Japan Open 2022 3 地域対抗戦」を左足首の怪我のため欠場していた。

鍵山はJSFを通じてコメントを発表。「引き続き治療に専念」するとし、12月開催の全日本選手権での復帰を目指すとした。

■鍵山優真コメント

いつもたくさんの応援ありがとうございます。
今回グランプリシリーズに向けて調整を行っていましたが、怪我の完治に至らず出場は困難と診断を受けました。
Japan Open に続いての欠場となり皆様にはご心配をおかけしております。引き続き治療に専念し、12月の全日本選手権では万全な状態で皆様の前で演技できるよう頑張って準備を進めていきたいと思います。

鍵山は昨シーズンのGPシリーズで2大会に出場し、いずれも優勝。グランプリファイナルへの出場を決めていたが、大会は中止となった。その後は全日本選手権で3位に入り、北京2022で銀メダルを獲得。世界選手権でも2位の成績を残していた。

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