ISU(国際スケート連盟)は6月7日、シニアレベルのフィギュアスケートに関して、年齢制限を15歳から17歳に引き上げると発表した。新たなルールが適用されるのは2024-2025シーズン以降。2022-2023シーズンは現行のルールから変更はなく、2023-24シーズンは16歳と段階的に適用していくとしている。
ISUは6月6日からタイ・プーケットにて第58回となる総会を開催。7日には各種提案についての審議や投票が行われた。年齢制限の改正については「選手の身体やメンタルヘルス、ウェルビーイングを守るため」と説明。投票は賛成100、反対16、棄権2で承認された。
年齢制限の引き上げはスピードスケート、ショートトラック、シンクロナイズドスケーティングにも適用される。
今回の決定により、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックのスケート競技は17歳以上のアスリートに出場資格が与えられることとなった。