【フィギュアスケート】ISU総会でシニアの年齢制限引き上げが決定…15歳から17歳に

ISU(国際スケート連盟)はフィギュアスケートの年齢制限を17歳に引き上げる決定を下した。新たなルールが適用されるのは2024-2025シーズン以降となる。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Figure Skating
(2022 Getty Images)

ISU(国際スケート連盟)は6月7日、シニアレベルのフィギュアスケートに関して、年齢制限を15歳から17歳に引き上げると発表した。新たなルールが適用されるのは2024-2025シーズン以降。2022-2023シーズンは現行のルールから変更はなく、2023-24シーズンは16歳と段階的に適用していくとしている。

ISUは6月6日からタイ・プーケットにて第58回となる総会を開催。7日には各種提案についての審議や投票が行われた。年齢制限の改正については「選手の身体やメンタルヘルス、ウェルビーイングを守るため」と説明。投票は賛成100、反対16、棄権2で承認された。

年齢制限の引き上げはスピードスケート、ショートトラック、シンクロナイズドスケーティングにも適用される。

今回の決定により、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックのスケート競技は17歳以上のアスリートに出場資格が与えられることとなった。

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