坂本花織、4連覇達成!丨全日本フィギュア選手権2024

第93回全日本フィギュアスケート選手権大会は12月22日に大会最終日を迎え、女子シングルのフリースケーティングを行った。北京2022オリンピックメダリストの坂本花織が、合計スコア228.68でショートからの首位を守り抜き、史上9人目となる全日本4連覇の快挙を達成した。

1 執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
Mao Shimada (silver), Kaori Sakamoto (gold) and Wakaba Higuchi (bronze) of Japan pose with their medals during day three of the 93rd All Japan Figure Skating Championships at Towa Pharmaceutical RACTAB Dome on December 22, 2024 in Kadoma, Osaka, Japan
(2024 Getty Images)

第93回全日本フィギュアスケート選手権大会は12月22日、東和薬品RACTABドーム(大阪府門真市)で大会最終日を迎え、各種目のフリー種目を実施した。

女子のフリースケーティング(FS)には、23名が出場した。

ショートプログラム(SP)で首位となった北京2022オリンピックで団体銀と個人銅の2個のメダルを獲得している坂本花織が、貫禄の演技を披露してトップスコアとなる149.76をマーク。SPとFSの合計で228.68を記録し、坂本はSPからの首位を守り抜いて完全優勝を果たして全日本4連覇、通算で5度目の優勝を飾った。全日本フィギュアで4連覇を達成したのは、史上9人目の快挙となる。

また、2位にはジュニアの島田麻央、3位には坂本と同じく北京2022団体銀メダリストの樋口新葉が入った。

試合後、インタビューに応じた坂本は「連覇ができたので、今はまずホッとしている」と安堵の表情を見せた。また、優勝したことで代表に決まった世界フィギュア選手権2025に向けては、「ショートもフリーも両方、攻めの姿勢で自分らしく滑れたらなと思っています」と意気込みを語った。

■概要

  • 大会名:第93回全日本フィギュアスケート選手権大会
  • 会場:東和薬品RACTABドーム(大阪府門真市)
  • 日程:12月19日〜22日

▼競技スケジュール

SP…ショートプログラム
FS…フリースケーティング
RD…リズムダンス
FD…フリーダンス

▼放送予定

もっと見る