2022年12月31日、東京都・大田区総合体育館で男子プロボクシングのWBA、WBO世界スーパーフライ級王座統一12回戦が行われた。
WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成ジム)と、WBA世界同級王者のジョシュア・フランコ(アメリカ合衆国)による一戦は引き分け。井岡は、2012年に自身が達成したWBA、WBC世界ミニマム級の王座統一に続く2度目の快挙達成とはならなかったものの、WBO王座6度目の防衛には成功した。
なおジャッジ3人の裁定は115-113、114-114、114-114。1人がフランコ支持だったものの、残りの2人が引き分けと裁定したため、マジョリティードローという判定となった。井岡は試合後のインタビューで「皆さんの期待に応えられなかったことを、おわびしたい」とコメント。「自分の良いパフォーマンスは出せた」としながらも、「フランコ選手は手数が多く、ファイターとしての気持ちも技術も高い」と、対戦相手の強さをたたえた。