井上尚弥、7月25日に2団体統一王者スティーブン・フルトンと対戦…延期日程が正式決定

前バンタム級4団体統一王者の井上尚弥は7月25日に有明アリーナで、WBC・WBO世界同級統一王者のスティーブン・フルトン(アメリカ合衆国)に挑戦する。この試合は3月に予定されていたが、井上の負傷により延期。3月29日に延期日程が正式発表となり、井上はSNSで必勝を誓った。

1 執筆者 渡辺文重
ボクシング/王座返上を表明した井上尚弥
(時事)

2022年12月にポール・バトラー(イギリス)をノックアウト(KO)で下し、バンダム級4団体統一王座に輝いた井上尚弥。2023年1月に全てのベルトを返上し、スーパーバンタム級への転向を発表していたが、その初戦の日程が7月25日に決定した。会場は有明アリーナ(東京都江東区)。WBC・WBO世界同級統一王者のスティーブン・フルトン(アメリカ合衆国)に挑戦する。

この対戦は当初5月7日に横浜アリーナ(神奈川県横浜市)での開催が予定されていたものの、井上が3月中旬に拳を負傷。3月22日に7月に延期されることが発表されていたが、29日、延期日程が正式発表となった。

井上は自身のSNSなどを通じ、「延期を受け入れてくれたフルトン陣営、各関係者に感謝をして最高の準備と最高の試合を約束します!」と謝意を投稿。「そして必ず勝ちに行きます。応援よろしくお願いします。」と続けた。

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