BNPパリバ・オープン、西岡良仁が3時間迫る激闘制す...大坂なおみも順当にベスト16へ

西岡良仁は、2017年以来2度目の4回戦進出を決めた。

米カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されているテニスのBNPパリバ・オープン8日目の現地時間3月11日、男女シングルスの3回戦が行われ、西岡良仁と大坂なおみが4回戦進出を決めた。

西岡は、2回戦で第9シードのステファノ・チチパス(ギリシャ)を破った18歳の新星、フェリックス・オジェアリアシム(フランス)と対戦し、激闘の末に6-7(2)、6-4、7-6(5)で勝利した。

タイブレークの末に第1セットを先取された西岡は、第2セットを奪い返す。第3セットは優位に進め、一時はゲームカウント5-1とするが、ここからフランスの18歳が底力を見せた。

第7ゲームで1回、第8ゲームで2回のマッチポイントを凌がれた西岡。第9ゲームではブレークを許し、試合はタイブレークへもつれ込む。

流れは凄まじい追い上げを見せるオジェアリアシムに傾いていたが、西岡は冷静に対処してタイブレークに勝利。2時間55分に及んだ激闘を制し、4回戦への切符を手に入れた。

大坂は世界ランク25位のダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦し、6-4、6-2で勝利した。

第1セットはコリンズの強気のプレーに苦しみながらも、持ち前の力強いサーブとフォアハンドショットで主導権を握らせない。第2セットでは大坂が完全に流れを握る。フラストレーションを募らせる相手に流されることなく、冷静なプレーで試合を進めた。合計29本のウィナーを決めるなど、コリンズを圧倒し世界ランク1位の貫禄を見せた。

4回戦では、西岡はミオミール・ケスマノビッチ(セルビア)、大坂はベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。

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