BNPパリバ・オープン、大坂はリベンジ果たし2回戦突破

大坂なおみ、18日に芝コートでの初戦へ

テニスのBNPパリバ・オープンは現地時間3月10日、米カリフォルニアで女子シングルスの2回戦が行われた。第1シードの大坂なおみは、前回のドバイ選手権で敗れた相手、クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-3、6-4のストレートで下した。

1月の全豪オープンで優勝し世界ランク1位となった大坂は、女王として初めて出場したドバイ選手権の2回戦でムラデノビッチにストレート負けを喫した。今回、同じシチュエーションで同じ選手との対戦となったが、今回は大坂がさすがの強さを見せ、世界ランク1位としての初勝利を手にした。

大坂は、コーチ不在で挑んだドバイ選手権のときとは明らかに違うプレーで相手を圧倒。得意のサーブとフォアハンドショットで第1セットから主導権を握り、最終的に5つのエース、ファーストサーブ成功率71パーセントという好成績を残した。

4大大会の次にグレードの高いカテゴリーのプレミア・マンダトリーに属する今大会。昨季の覇者である大坂は、ジャーメイン・ジェンキンス氏を新コーチに迎えて挑む初めての大会で、2連覇を目指す。

3回戦では、世界ランク25位のダニエル・コリンズ(米国)と対戦する。昨年の中国オープンで対戦した際は、大坂がコリンズに6-1、6-0で圧勝している。

また、土居美咲は、第5シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)を相手に第1セットを奪う善戦を見せたが、7-6(4)、1-6、1-6で敗れ、2回戦敗退となった。

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