日本勢トップは 女子5位の細田あいと男子6位の池田耀平|ベルリンマラソン2024

2024年エディションで50回目の記念すべきアニバーサリーを迎えたベルリンマラソンが、9月29日にドイツの首都で開催された。女子の細田あいと男子の池田耀平がそれぞれ5位と6位に入り、日本人最高位となった。

1 執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
Ai Hosoda of Japan competes in the Elite Women's Marathon during the 2022 TCS London Marathon on October 02, 2022 in London, England.
(Mike Owen/Getty Images 2022)

アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)のひとつであり、2024年エディションで記念すべき50回目のアニバーサリーを迎えたベルリンマラソン(英名:BMW Berlin Marathon 2024)が、9月29日にドイツの首都の中心地を巡る42.195kmのマラソンコースにて開催された。

女子:細田が5位、松田が6位

女子では、細田あい(写真上/2022年撮影)が2時間20分31秒でフィニッシュし、自己ベストを更新するタイムを記録して5位に入った。また、松田瑞生が同じく自己ベストタイムを更新し、2時間20分42秒で6位となった。

優勝は、エチオピア代表で東京2020オリンピック女子1500mに出場経験のあるティギスト・ケテマで、タイムは2時間16分42秒だった。また、女子の上位4選手はエチオピア代表が独占している。

ベルリンマラソン2024エリート女子の上位成績とタイムは、以下の通り。なお、外国人選手名の表記は公式結果(英語版)に準ずる。

  1. Ketema, Tigist(エチオピア)2:16:42
  2. Fikir, Mestawot(エチオピア)2:18:48
  3. Mulatie, Bosena(エチオピア)2:19:00
  4. Mulisa, Aberu Ayan(エチオピア)2:20:20
  5. 細田あい 2:20:31
  6. 松田瑞生 2:20:42

男子:池田が日本記録に迫るタイムで6位

男子では、池田耀平が日本記録に迫る好タイム2時間5分12秒をマークして、6位に入った。また、日本勢では、田村友佑が2時間7分38秒で19位、聞谷賢人が2時間11分17秒で30位だった。

優勝は、デッドヒートを制したミルケサ・メンゲシャ(エチオピア)で、タイムは2時間3分17秒だった。2024年のベルリンマラソンでは、男女ともにエチオピア代表が優勝している。

ベルリンマラソン2024エリート男子の上位成績とタイムは、以下の通り。

  1. Mengesha, Milkesa(エチオピア)2:03:17
  2. Kotut, Cybrian(ケニア)2:03:22
  3. Alew, Haymanot(エチオピア)2:03:31
  4. Kiprop, Stephen(ケニア)2:03:37
  5. Kiros, Hailemariyam (エチオピア)2:04:35
  6. 池田耀平 2:05:12

ベルリンマラソン2024には、エリート選手のみならず120を超える国と地域より55,000人がエントリーした。

次回エディションのベルリンマラソンは、2025年9月21日に行われることが主催者より発表されており、ランナーの募集は10月7日より始まる。

大会公式ホームページ

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