「シンプルかつ安全で素晴らしい」北京2022の開会式を紹介

2月4日の開会式で、17日間の一大スペクタクルが幕を開ける。北京2022冬季オリンピック開会式の知っておくべきポイントをチェックしよう。

1 執筆者 Shintaro Kano
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(2022 Getty Images)

いよいよ、はじまる。

中華人民共和国・首都で夏季オリンピックが開催されてから14年、北京2022冬季オリンピックの開会式の幕開けは、もうすぐそこだ。

91の国内オリンピック委員会(NOC)の選手団が国家体育場を入場行進し、24回目となる冬季オリンピックの新たな歴史の幕開けの様子を世界中が注目することになる。

あなたはこの開会式について、どのくらい知っているだろうか?

見逃せない北京2022開会式のポイントについてご紹介しよう。

北京2022の開会式はいつ?

開会式は、2月4日(金)現地時間20:00(日本時間21:00)から、“鳥の巣” の愛称で知られる国家体育場で行われる。

このスタジアムで、2008年の北京オリンピックの開会式も開催された。

開会式はどのように行われる?

他のオリンピックと同様に、開会式の詳細についてはこの祭典が始まるまで伏せられている。

現時点でわかっていることは、寒さと、新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮して、式典は100分ほどにまとめられるということだ。

ショーには3000人のパフォーマーが登場し、その95%はティーンエイジャーで構成されている。

女子スケルトンの**チャオ・タンと男子スピードスケートガオ・ティンユ**が、中華人民共和国代表団の旗手を務める。

開会式の指揮をとるのは?

アカデミー賞に3度ノミネートされた映画監督のチャン・イーモウ氏。彼は2008年の北京大会の開会式と閉会式の演出も担当した。

北京は夏・冬の両オリンピックを開催した史上初の都市となる。よって71歳のチャン氏も、夏季と冬季の両大会で指揮をとる初めての人物となる。

チャン氏はまた、アテネ2004と平昌2018でもハンドオーバーセレモニーをプロデュースしている。

コンセプトは?

2008年のテーマは、中華人民共和国とその5000年の歴史を世界にアピールすることだった。しかし2022年は大きく変わるとチャン氏は語っている。

今回の北京オリンピックは「シンプルかつ安全で素晴らしい」大会を目指し、開会式もその理念に沿ったものになるという。

チャン氏が語った、このセレモニーに込めた思いを映像で見てみよう。

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