北京2022デイリーガイド:冬季オリンピックトップモーメント

北京2022冬季オリンピックの注目ポイントは?各日のベストハイライトをチェックしよう。

文: ZK Goh
写真: 2021 Getty Images

東京2020の聖火台から聖火が消えてからわずか半年後、世界を代表するトップウィンタースポーツアスリートたちが、中華人民共和国の首都・北京に集結し、北京2022冬季オリンピックが開催される。

選手たちは4年間の努力を形にしようと、17日間の大会期間中、ならびに開会式前の2日間ベストを尽くす。

Olympics.comでは、日程別の押さえておくべきベストイベントと注目選手、主なハイライト、メダル決定戦を紹介する。

※以下の時間はすべて現地時間表記。日程は急遽変更になる場合もある。
(日本と北京の時差は1時間。日本の方が1時間進んでいる)

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2月2日(水)

競技は開会式の2日前に始まる。カーリングミックスダブルスは、北京2008で水泳が行われた北京国家水泳センター、通称 “アイスキューブ(旧称ウォーターキューブ)” に設置された氷の上で競い合う。

カーリング

20:05-22:00 ミックスダブルス1次リーグ

ミックスダブルスに出場する10チーム中8チームが、アイスキューブ内に設置された4ヵ所のカーリングシートで試合を行う。その中でも特に注目されるのは、銅メダルを獲得したスウェーデンアルミダ・デ・ヴァルオスカー・エリクソン)と、現世界チャンピオンであるイギリスジェニファー・ドッズブルース・ムアット)の対戦だ。

また、この競技でオリンピックデビューを果たすオーストラリアタフリ・ギルディーン・ヒューイット)は米国ヴィッキー・パーシンガークリス・プライズ)と、開催国の中華人民共和国はスイスと対戦する。

2月3日(木)

開会式の前日には、3競技が行われる。ここでは、同日に行われるイベントを紹介しよう。

カーリング

09:05-11:00、14:05-16:00、20:05-22:00 ミックスダブルス1次リーグ

カーリングは、大会2日目のミックスダブルスでも3つのセッションが氷上で行われる。この日の注目カードは、午前中にディフェンディングチャンピオンのカナダレイチェル・ホーマンジョン・モリス)とイギリスのドッズ&ムアット組との対戦。カナダは午後にノルウェーとも対戦する。

フリースタイルスキー

18:00-18:45 女子モーグル 予選1回目、19:45-20:30 男子モーグル 予選1回目

張家口市では、2月3日にフリースタイルスキーの男女モーグル予選が行われる。

男子は、3度の世界チャンピオンで前回大会の平昌2018で優勝に輝いたミカエル・キングスベリー(カナダ)、女子は、ディフェンディングチャンピオンで世界女王のペリーヌ・ラフォン(フランス)がメダル有力候補で、両者とも上位数名の中に入り、決勝戦への出場を目指す。

アイスホッケー

12:10-14:25 女子グループA:スイス vs カナダ、女子グループB:中華人民共和国 vs チェコ、16:40-18:55 女子グループB:日本 vs スウェーデン、21:10-23:25 女子グループA:フィンランド vs 米国

女子アイスホッケーは2月3日に開幕し、4試合が予定されている。

21:10開始予定のグループAの一戦では、2021年の世界選手権準決勝の再戦となるフィンランド対米国が行われる。また、開催国の中華人民共和国は、12:10から最終予選を勝ち抜いて北京2022出場を決めたチェコと対戦する。

2月4日(金)

2月4日は午前と午後にしか試合が行われず、夜は北京国家競技場 “鳥の巣”で開会式が行われる。

20:00-23:00 開会式

カーリング

08:35-10:30、13:35-15:30 ミックスダブルス1次ラウンド

夜の開会式の前に、氷上でミックスダブルス7試合が行われる。注目のカナダは午前にスイスと対戦し、午後はホスト国の中華人民共和国と対戦。

また、イギリスとオーストラリアの対戦もあり、古くからのライバル関係が氷上で新たな局面を迎える。

フィギュアスケート

09:55 団体戦-男子シングルショートプログラム、11:35 団体戦-アイスダンス リズムダンス、13:15 団体戦-ペアショートプログラム

冬季オリンピックの代表的な競技であるフィギュアスケートは、10チームによる団体戦の3ラウンドからスタート。カナダは平昌2018のディフェンディングチャンピオンだが、北京2022ではどのチームが勝ち上がるだろうか?

ROCは女子、ペア、アイスダンスが強い一方で、男子は個人種目ではメダル候補とはみなされていない。すなわち、順位に応じてチームのポイントを獲得するチーム種目では、その点が影響する可能性がある。また、団体戦では同じスケーターがショートプログラムとフリープログラムの両方に出場する必要がないため、どのスケーターをどの種目に送り込むか、という戦略にも注目が集まる。

2月4日には、男子シングルのショートプログラムから始まり、10人が最初に滑る予定で、その後、アイスダンスのカップル、ペアの順に滑る。

アイスホッケー

12:10-14:25 女子グループA:ROC vs スイス、12:10-14:25 女子グループB:デンマーク vs 中華人民共和国

開会式当日、女子アイスホッケーの試合は2試合のみ。大会ランキング上位5チームが参加するグループAでは、ROCがスイスと対戦。開催国の中華人民共和国が属するグループBでは、中華人民共和国が最終予選を勝ち抜いたデンマークと対戦する。

2月5日(土)

今大会の最初のメダル決定戦は、午後に行われるクロスカントリースキーとなる。6つのメダル決定戦が行われる2月5日の見逃せないハイライトをチェックしよう。

フリースタイルスキー:絶対王者キングスベリーは王座を守れるか?

男子モーグルの選手たちは、張家口のゲレンデに戻り、19:30からの決勝戦前に、18:00から予選2回戦を行う。ミカエル・キングスベリーは、ソチ2014での銀メダル、平昌2018での金メダルに続く、3大会連続のメダル獲得を目指す。

カナダ人のキングスベリーは、17歳から現在までワールドカップで70勝以上、ワールドカップのモーグル総合優勝9回、世界選手権での金メダル6回(モーグルとオリンピック種目ではないデュアルモーグルでそれぞれ3回)、そしてオリンピックでのふたつのメダルという素晴らしいキャリアに加えて、29歳になってもトップの座に君臨し続けている。

アイスホッケー:フィンランド、大番狂わせを狙う

女子アイスホッケーのグループAでは、2021年の世界チャンピオンであるカナダフィンランドが挑む興味深い対戦が行われる(12:10-14:25)。

フィンランドは2019年の世界選手権の準決勝でカナダを退けており、トップの称号を欲しいままにしているカナダと米国に挑戦できるだけの力をつけている。勝ち上がった先で再戦する可能性もあるが、1次リーグでの衝突に注目が集まっている。

ショートトラック:混合リレーデビュー

ショートトラックは、19:00から女子500mと19:38から男子1000mの予選が行われ、その後冬季オリンピックで初めてとなる混合リレーが行われる。興味深いことに、混合リレーは世界選手権でも開催されたことがない種目で、2018年からISUショートトラックワールドカップの一環として開催されてきた。

オリンピック開催国の中華人民共和国は、2021/2022シーズンの4大会のうち、今大会も開催される首都体育館でのシーズン初戦を含む2大会で優勝しており、北京2022で開催国初のメダルを獲得する可能性がある。

メダル決定戦

バイアスロン

17:00-18:15 4x6km男女混合リレー

クロスカントリースキー

15:45-16:35 女子7.5km+7.5kmスキーアスロン

フリースタイルスキー

19:30-20:55 男子モーグル決勝

スキージャンプ

18:45-19:20 女子個人ノーマルヒル ラウンド1、19:35-20:08 女子個人ノーマルヒル 最終ラウンド

スピードスケート

16:30-17:51 女子3000m

ショートトラック

20:23-21:34 混合団体チームリレー準々決勝、準決勝、決勝B、決勝A

ローザンヌ2020冬季ユースオリンピック大会でショートトラックのNOC混合リレーに出場する選手たち(Photo: Joe Toth for OIS/IOC)
写真: Joe Toth for OIS/IOC

2月6日(日)

北京、延慶、張家口の3都市で競技が行われる2月6日は、7つのメダル決定戦が行われる。

アルペンスキー:ダウンヒル(滑降)

アルペンスキー花形種目である男子ダウンヒル(11:00)は、北京2022で最初のアルペンスキーメダルイベントとなる。

この種目の2018年オリンピックチャンピオンであるアクセル・ルンド・スビンダルは、2019年に引退した。スビンダルと同胞で、オリンピックのダウンヒルで2度のメダルを獲得(ソチ2014銅メダル、平昌2018銀メダル)したチェーティル・ヤンスルードが、ついにトップに立てるかどうかに注目が集まっていたが、36歳のヤンスルードは、ビーバークリークで開催されたワールドカップのレース中に転倒し、不運にもシーズン終了間際に膝を負傷した。ノルウェーチームを牽引するアレクサンデル・アーモット・キルデにも期待がかかる。

世界チャンピオンに君臨するオーストリアのビンセント・クリヒマイヤーと、ソチ2014チャンピオンのマティアス・マイヤー、そしてスイスのベアト・フォイツらもメダル候補として注目される。

フィギュアスケート:団体戦が続く

団体戦女子シングルのショートプログラム(09:30)の後、10チームが5チームに絞られ、さらに競争が激しくなる。

今大会もショートからフリーまで同じスケーターが出場する必要がないため、選手選出がカギとなる。特に、女子シングルスケーター3強を北京に送るROCにとっては大事な選択となるだろう。少なくともひとりは出られないが、大会後半の個人戦のことも考慮しなければならない。午前中のセッションが終わると、上位5チームはフリー(11:50)に男子を送り出す。

スノーボード:アンダーソン、3度目の金メダルを狙う

冬季Xゲームのスロープスタイルで7度の金メダルを獲得し、ソチ2014と平昌2018で2度チャンピオンに君臨。世界選手権でも2度のメダルを獲得している米国のジェイミー・アンダーソンは、2月6日(09:30)に行われる女子スロープスタイルで前日からの予選を突破したのちに3連覇を目指す。

オリンピック3大会連続で金メダルを獲得したスノーボーダーはおらず、2006年、2010年、2018年に男子ハーフパイプで栄光を手にしたショーン・ホワイトが唯一の存在だ。アンダーソンは北京でオリンピックの歴史に名を刻む可能性がある。

メダル決定戦

アルペンスキー

11:00-13:19 男子ダウンヒル

クロスカントリースキー

15:00-16:35 男子15km+15km スキーアスロン

フリースタイルスキー

19:30-20:55 女子モーグル決勝

リュージュ

21:15-21:59 男子1人乗り4本目

スノーボード

09:30-10:49 女子スロープスタイル決勝3本目

スキージャンプ

19:00-19:45 男子個人ノーマルヒル ラウンド1、20:00-20:33 男子個人ノーマルヒル 最終ラウンド

スピードスケート

16:30-18:15 男子5000m

2月7日(月)

この日は8つのメダル決定戦が開催される。その中にはスキージャンプで初めて男女が一緒に戦う新種目の混合団体も含まれている。カーリングミックスダブルスは、米国イギリスを含む残り4試合で1次リーグが終了し、夜には準決勝が行われる。その他、様々な競技が予定されているが、中でも見逃せないイベントを紹介しよう。

アルペンスキー:シフリンが登場

オリンピックで2度優勝しているミカエラ・シフリン(米国)は、延慶国家アルペンスキーセンターで行われる女子ジャイアントスラローム(大回転)で王座防衛を目指す(10:15、13:45)。

昨シーズンのワールドカップジャイアントスラロームでシフリンに次ぐ2位だったマルタ・バッシーノ(イタリア)をはじめ、ララ・グート・ベーラミ(スイス)、ペトラ・ブルホバ(スロバキア)、カタリナ・リンスベルガー(オーストリア)など有力選手にも注目したい。

また、平昌2018で銀メダルを獲得したフェデリカ・ブリニョネ(イタリア)も、2020年のワールドカップで優勝しており、目が離せない。

フィギュアスケート:最初のメダリストが確定

フィギュアスケートの団体戦は、上位5チームでペア、アイスダンス、女子シングルのフリープログラムが行われ(09:15~)、ドラマチックな結末を迎える。メダル獲得に必要な順位につけるために、特にシングルでどのスケーターを選出するか、戦術が問われる。なお、翌日には注目の男子シングル戦が行われる。

フリースタイルスキー:ビッグエア

今大会で初めて実施されるビッグエアの予選が行われる。ユースオリンピックチャンピオンで世界選手権銅メダリストのアイリーン・グー(中華人民共和国)が女子種目(09:30)に出場する。テス・ルドゥ(フランス)、ミーガン・オルダム(カナダ)、マギー・ボイジン(米国)、そして世界チャンピオンのアナスタシア・タタリナ(ROC)が、グーのライバルになる。

また、男子のビッグエアも午後の予選で新種目としてデビューを飾る。オリワー・マグナソン(スウェーデン)がディフェンディング世界チャンピオンで、エドゥアール・テロー(カナダ)とキム・グッバー(スイス)が2021年世界選手権の銀メダルと銅メダルを獲得している。他にもアンドリ・ラゲットリ(スイス)やアレックス・ホール(米国)などの名前が注目選手として挙がっている。

メダル決定戦

アルペンスキー

10:15-11:55 女子大回転1本目、13:45-15:39 女子大回転2本目

バイアスロン

17:00-18:40 女子15km個人

フィギュアスケート

09:15 団体戦―ペア・フリー、10:30 団体戦―アイスダンス・フリー、11:35 団体戦―女子シングル・フリー

スノーボード

12:00-13:19 スノーボード男子スロープスタイル決勝

スキージャンプ

19:45-20:36 混合団体1回戦、20:51-21:27 混合団体決勝

スピードスケート

16:30-17:50 女子1500m

ショートトラック

19:30-20:51 女子500m準々決勝、準決勝、決勝B、決勝A、19:44-21:04 男子1000m準々決勝、準決勝、決勝B、決勝A

2月8日(火)

2月8日は、10以上のメダル決定戦が開催される大きな1日となる。フリースタイルスキー女子ビッグエア決勝では、中華人民共和国のアイリーン・グー、スピードスケート男子1500mでは、ニン・ジョンヤンが注目されている。

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アルペンスキー:さらなるメダルを目指すマイヤー

マティアス・マイヤー(オーストリア)は、オリンピックのために生まれたような選手だ。男子スーパーG(11:00)のディフェンディングチャンピオンであり、ソチ2014ではダウンヒルでも金メダルを獲得している。しかし、驚くべきことに、彼は世界選手権でメダルを獲得したことがなく、ワールドカップでも種目別のクリスタルグローブを獲得したことがない。

彼は今大会で3つ目、あるいは2日前の男子ダウンヒルの結果次第では4つ目のオリンピックメダルを狙うことになる。ダウンヒルと同様、チームメートのビンセント・クリヒマイヤーに加え、2018年のジュニア世界選手権で5個の金メダルを獲得し、オリンピックデビューを果たすスイスの注目株、マルコ・オーデルマットにも注目だ。

フィギュアスケート:男子シングルがスタート

ショートプログラム(09:15)で始まるフィギュアスケート男子シングルは、またも熾烈な争いになりそうだ。

2連覇中の羽生結弦は、4年前と同様に怪我に悩まされたシーズンを送っている。ネイサン・チェン(米国)は、10月のスケートアメリカグランプリで3位となり、平昌2018以来の国際大会で敗れたが、宇野昌磨鍵山優真は、ともに力強いシーズンを送っている。しかし、羽生は日本選手権で宇野と鍵山を破っており、その勢いを北京に持ち込もうとしている。優勝候補のひとりが不調に陥った場合は、白熱した争いが繰り広げられるだろう。

アイスホッケー:決勝の前哨戦となる米国 VS カナダ

女子アイスホッケー界において、これほど大きな衝突はない。世界のトップ2チームであり、長年にわたってオリンピックや世界選手権でファイナリストとして激戦を繰り広げてきた米国とカナダが、今大会の予選ラウンド(12:10)で初めて対戦する。

グループAの5チームすべてが準々決勝への進出を保証されているため、真剣勝負にならない可能性もある。しかし、そんなことは起きないだろう。

1次リーグの結果次第では、この2チームは決勝(あるいは可能性は低いが準決勝)で再び対戦することになるだろう。ライバルとの衝突には常に強い気持ちで臨まなければならない。とにかく注目の一戦だ。

メダル決定戦

アルペンスキー

11:00-13:14 男子スーパーG

バイアスロン

16:30-18:15 男子20km個人

クロスカントリースキー

18:30:-20:00 女子スプリント・フリースタイル準々決勝、準決勝、決勝、18:55-20:14 男子スプリントフリースタイル準々決勝、準決勝、決勝

カーリング

14:05-16:00 ミックスダブルス3位決定戦、20:05-22:00 ミックスダブルス決勝

フリースタイルスキー

10:00-11:05 女子フリースキービッグエア決勝

リュージュ

21:35-22:19 女子1人乗り4本目

スノーボード

14:30-15:57 女子パラレル大回転 1回戦、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝、14:48-16:03 男子パラレル大回転1/8ファイナル、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝

スピードスケート

218:30-19:50 男子1500m

2月9日(水)

人気競技のフィギュアスケートが休息日となる2月9日も、予測不能な展開となる女子スノーボードクロス(決勝は14:30から)をはじめ、6つのメダルがかかった試合が予定されている。また、フリースタイルスキーの男子ビッグエア決勝(11:00)も、観客を魅了するイベントだ。

ショーン・ホワイトは、スノーボードハーフパイプのタイトル防衛に向けた予選が始まる(12:30~14:10)。

アルペンスキー:スラロームではシフリンに注目

この日のアルペンスキーは女子スラローム(10:15、13:45)で米国のミカエラ・シフリンが出場する。再びオリンピック女王の座に返り咲くことができるかどうかに注目が集まる。

シフリンは、ソチ2014のオリンピックスラロームで金メダリストとなったが、平昌2018では4位に終わった。彼女はスラロームで4度の世界チャンピオンに輝いており、ワールドカップでの優勝や表彰台の大半はこの種目で獲得している。カタリナ・リンスベルガーペトラ・ブルホバが再びシフリンの前に立ちはだかる。

アイスホッケー:男子トーナメントがスタート

ソチ2014以来となるナショナルホッケーリーグ(NHL)の選手が出場する予定だったが、パンデミックの影響でスケジュールが合わなくなったため、同リーグは今大会の選手派遣を見送った

コンチネンタルホッケーリーグ(KHL)のスター選手を擁するROCは、初戦でスイスと対戦(16:40)。平昌2018ではOARとして金メダルを獲得していることもあり、メダル候補に挙げられている。

ショートトラック:ズーウェイ、母国での金メダルを目指す

今、世界でトップの男子ショートトラック1500mのスピードスケート選手は、レン・ズーウェイ(中華人民共和国)だ。2018年のリレー銀メダリストである中華人民共和国のレンは、今シーズンのワールドカップレース4大会のうち2大会を制して総合優勝を勝ち取っており、間違いなく今大会での表彰台を狙っている。また、中国系ハンガリー人で、2018年の決勝では5位に入賞したシャオリン・リュウも観客の支持を得られるだろう。

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メダル決勝戦

アルペンスキー

10:15-11:50 女子回転1本目、13:45-15:29 女子回転2本目

フリースタイルスキー

11:00-12:05 フリースキー男子ビッグエア決勝

リュージュ

20:20-20:56 2人乗り 1本目、21:35-22:14 2人乗り2本目

ノルディック複合

16:00-16:51 グンダーセン方式個人ノーマルヒル10kmスキージャンプ、19:00-19:35 グンダーセン方式個人ノーマルヒル10kmクロスカントリー

スノーボード

14:30-16:00 女子スノーボードクロス 1/8決勝、準々決勝、準決勝、順位決定戦、決勝

ショートトラック

19:00-21:28 男子1500m 準々決勝、準決勝、決勝B、決勝A

2月10日(木)

男女のバランスと平等性をさらに高めるために、この日もうひとつの混合団体種目がオリンピックデビューを飾る。フリースタイルスキーのエアリアル混合団体が初登場(19:00)し、8チームが初のオリンピックチャンピオンを目指す。8つのメダル決定戦が行われる2月10日の注目イベントを紹介しよう。

クロスカントリースキー:ディギンズ、ワールドカップでの活躍を金メダルにつなげる

ジェシー・ディギンズが平昌2018でキカン・ランドールと共にチームスプリントで金メダルを獲得したとき、彼女はクロスカントリースキーでオリンピック金メダルを獲得した最初の米国人のうちのひとりとなった。

それ以来、彼女は力をつけ、2020/2021ワールドカップでは、クロスカントリーと総合のタイトルを獲得し、権威あるツール・ド・スキーを制した。彼女は、女子10kmクラシカルレース(15:00)でも好調ぶりを発揮し、オリンピックでの個人金メダルに変えようとしている。

フィギュアスケート:男子オリンピックチャンピオンは誰の手に?

フィギュアスケート男子シングルは、日本の羽生結弦に代わる王座を目指し、トップスケーターたちがフリー(09:30)で演技を締めくくる。

羽生も3連覇を狙っているが、ここ数年で海外だけでなく日本のスケート界のライバルとの差は縮まってきている。2021年の世界選手権での羽生は、銀メダルを獲得した鍵山優真に次ぐ3位に終わった。しかし、日本選手権では、鍵山と宇野昌磨を抑えて優勝している。また、北京2022では、未踏の4回転アクセルに挑戦することを明言している。男子シングルの最後は、緊張と興奮に包まれるに違いない。

リュージュ:混合チームリレーはドイツ勢が圧倒的な強さを見せる

そり競技ドイツを止めることができるだろうか? 北京2022の最終種目であるリュージュでは、世界トップレベルの選手たちが大国に挑む。

男子、女子、ダブルスの各種目はすでに終了しているが、平昌2018で初めて導入された混合チームリレー(21:30)では、各種目のベストアスリートが力を合わせ、チームを結成してさらなる盛り上がりを見せる。

意外に思われるかもしれないが、2020/2021シーズンワールドカップで行われた5つのチームリレーのうち、ドイツが勝ったのは2レースだけだった。ただし、これらのレースでのチーム編成が今大会で採用される可能性は低い。

メダル決定戦

アルペンスキー

10:30-12:45 男子コンバインド滑降、14:15-15:59 男子コンバインド回転

クロスカントリースキー

15:00-16:30 女子10kmクラシカル

フリースタイルスキー

19:00-20:15 混合団体エアリアル決勝

フィギュアスケート

09:30 男子シングル・フリー

リュージュ

21:30-22:38 チームリレー

スノーボード

09:30-10:49 スノーボード女子ハーフパイプ決勝、14:00-15:25 男子スノーボードクロス 1回戦、準々決勝、準決勝、順位決定戦、決勝

スピードスケート

20:00-21:16 女子5000m

2月11日(金)

大会が始まって1週間後の2月11日は、7つの金メダルが争われる。

最初にメダルが授与されるのは男子スケルトン(21:55)で、バンクーバー2010とソチ2014に銀メダルを獲得した37歳のマルティンス・ドゥクルス(ラトビア)が、トリノ2006で39歳で金メダルを獲得したダフ・ギブソン以来の最年長チャンピオンに挑戦する。

バイアスロン:エックホフ、ヘルマン、ヴィーラーがスプリント種目の有力候補に

女子7.5kmスプリント(17:00)では、ティリル・エックホフ(ノルウェー)を見逃すことはできない。31歳の彼女は、ワールドカップのスプリントと総合のタイトル保持者であり、この種目の現世界チャンピオンでもある。エックホフは2021/2022シーズン開幕からスロースタートで、今回はかなりオープンな戦いになるだろう。

ドロテア・ウィーラー(イタリア)、マルテ・オルズブ・ローイズランド(ノルウェー)、ハンナ・エーベリ(スウェーデン)、デニス・ヘルマン(ドイツ)らとの厳しい戦いになる。また、新たなコースで滑るという未知の要素もある。

スノーボード:ショーン・ホワイトがさらなる歴史を作るか?

予選を通過した場合、スノーボード男子ハーフパイプ決勝(09:30)では、最後のオリンピックとなる35歳のショーン・ホワイトに(米国)注目が集まることは間違いない。

トリノ2006でデビューして以来、大会の主役として活躍し、2006年、2010年、2018年と3度の金メダルを獲得してきた。タイトル防衛に成功すれば、前人未到の4つ目の金メダルが待っているが、オーストラリアのスコッティ・ジェームズや日本の平野歩夢など、ライバルは多い。

スピードスケート:ブルーメン、歴史に名を残すか

オリンピックで実施されるスピードスケートの最長レースである10000m(16:00)で連覇を達成した選手はいない。

テッドヤン・ブルーメン(カナダ)は、歴史を作ろうとしている。平昌2018でオリンピック記録を樹立し、金メダルを獲得したオランダ生まれのブルーメンは、新たなライバルを迎え撃つ。平昌ではまだ21歳だったニルス・ファンデルプール(スウェーデン)は、現在世界新記録を樹立し、2021年の世界選手権で金メダルを獲得するなど全盛期を迎えている(5000mでも達成)。

また、ソチ2014で優勝したヨリト・ベルフスマをはじめとするオランダのスケーターたちも、再び表彰台の頂点を目指している。

メダル決定戦

アルペンスキー

11:00-13:09 女子スーパーG

バイアスロン

17:00-18:10 女子7.5kmスプリント

クロスカントリースキー

15:00-16:35 男子15kmクラシカル

スノーボード

09:30-10:49 スノーボード男子ハーフパイプ決勝

スケルトン

21:55-22:40 男子4回戦

スピードスケート

16:00-17:55 男子10000m

ショートトラック

19:00-20:49 女子1000m 準々決勝、準決勝、決勝B、決勝A

2月12日(土)

本日開催される6つのメダル決定戦の中で、ヨハネス・ティングネス・ベー(ノルウェー)は、バイアスロン男子スプリント(17:00)で金メダル奪還を狙っている。

決勝戦は6試合のみだが、男子アイスホッケーカナダ米国を筆頭に、この日も注目競技が盛りだくさんだ。カーリング女子では、カナダチーム(ジェニファー・ジョーンズ)が、ディフェンディングチャンピオンのスウェーデンチームアンナ・ハッセルボリ)と対戦。オリンピック金メダリスト同士の対決が行われる。

フィギュアスケート:パパダキスとシゼロンが金メダルを狙う

彼らは4度の世界チャンピオンであり、テッサ・ヴァ―チュスコット・モイアに続く平昌2018 アイスダンス銀メダリストだが、今、フランスのガブリエラ・パパダキスギヨーム・シゼロンは、フィギュアスケートのアイスダンスで金メダルを獲得する自信に満ちている。

リズムダンス(19:00)では、今シーズンのISUグランプリで2大会とも快勝し、1年半ぶりに競技に復帰したフランスのデュオが、ROCの世界チャンピオンであるヴィクトリア・シニツィナニキータ・カツァラポフと2020年の欧州選手権以来となる顔合わせとなる(カツァラポフのコンディションが整っていれば)。パパダキスとシゼロンの人気は依然として高いものの、銀メダルと銅メダル争いも熾烈で、他にも6チームがオリンピックメダルを狙っている。

アイスホッケー:NHL選手がいなくても期待されるカナダと米国の対戦

オリンピックの氷上にNHLの選手がいなくても、他の試合よりも待ち望まれている対戦がカナダ米国だ。両チームは、カナダが1-0で勝利したソチ2014準決勝以来の対戦で、グループAの予選ラウンドで激突する(12:10-14:25)。カナダと米国はドイツや開催国の中華人民共和国を含むグループから準々決勝に進出すると予想されているため、彼らは大会後半で再戦する可能性がある。つまり、その前哨戦となるのが今回の対戦だ。

スノーボード:スノーボードクロス混合団体がオリンピックデビュー

スノーボードクロスは、バンクターン、ジャンプ、ウェーブなどがあるコースを、通常4人から6人のライダーが1組となり、一斉にスタートして順位を競うスリリングなレースだ。そのため、当然ながら、1レースにつき男女各1名が参加する混合団体は、1レースにつき8名のライダーが出場することになり、ただでさえエキサイティングな競技をさらに盛り上げることになる。

10:00~16チームが準々決勝で競い合い、決勝に進出する4チーム入りを目指す。現在の世界チャンピオンはオーストラリアだが、予測不可能な競技の特性上、メダル獲得の可能性はどのチームにもある。

メダル決定戦

バイアスロン

17:00-18:15 男子10kmスプリント

クロスカントリースキー

15:30-16:45 女子4×5kmリレー

スノーボード

10:00-11:05 スノーボードクロス混合団体 準々決勝、準決勝、準決勝、順位決定戦、決勝

スキージャンプ

19:00-19:45 男子個人ラージヒル1回戦、20:00-20:33 男子個人ラージヒル決勝

スケルトン

21:55-22:40 女子4回戦

スピードスケート

16:53-17:34 男子500m

2月13日(日)

大会後半戦となる9日目は、7つのメダル決定戦が行われる。

オリンピック新種目の女子モノブ(09:30-11:45)1、2回戦が行われる。新しく女子種目が導入されたことで、ボブスレーは男子2種目、女子2種目というジェンダーバランスがとれた競技となる。

アルペンスキー:パンテュローとオーデルマットがジャイアントスラロームの栄冠を目指す

男子ジャイアントスラローム(10:15、13:45)は、引退したマルセル・ヒルシャーに代わるオリンピックチャンピオンを目指し、有力選手たちがしのぎを削る注目の種目だ。

アレクシ・パンテュロー(フランス)はワールドカップジャイアントスラロームの現チャンピオンであり、彼の同胞であるマチュー・フェーブルはディフェンディング世界チャンピオンだ。しかし、スイスのオールラウンダーであるマルコ・オーデルマット、オーストリアのマルコ・シュワルツ、また、平昌2018で銀メダルを獲得したノルウェーのヘンリク・クリストファーセンもメダル候補だ。

ジャイアントスラロームもスラロームと同様に2回滑るため、1本目が好調でも勝利が保証されるわけではない

アイスホッケー:北欧のライバル関係

五棵松体育館で行われる男子アイスホッケーの1次リーグ・グループC(16:40-18:55)では、フィンランドスウェーデンと対戦。北欧の古き良きライバル同士の対決であることはもちろん、この試合はスロバキアやラトビアを含むグループの勝敗を左右する可能性が高い。

NHL選手がいないとはいえ、フィンランドにはSMリーガ、スウェーデンにはスウェディッシュホッケーリーグという強力な国内リーグがあり、このグループの2強を担うことになりそうだ。

メダル決定戦

アルペンスキー

10:15-12:15男子大回転1本目、13:45-15:49 男子大回転2本目

バイアスロン

17:00-17:40 女子10kmパシュート、18:45-19:25 男子12.5kmパシュート

クロスカントリースキー

15:00-16:40 男子4×10kmリレー

スピードスケート

21:56-22:37 女子500m

ショートトラック

19:00-20:19 男子500m準々決勝、準決勝、ファイナルB、ファイナルA、19:35-19:55 女子3000mリレーファイナルB、ファイナルA

2月14日(月)

この日は5つの金メダルが争われる。決勝戦以外では、アイスホッケーで注目すべき試合が予定されており、女子上位4チームが2チームに絞られる。この準決勝(12:10-14:25、21:10-23:25)では、1次リーグの戦績次第でカナダと米国が再び対決する可能性がある。

ボブスレー:初の女子モノボブメダリストが決定

北京2022では、ボブスレーの女子モノブ(11:00)で初のオリンピックメダルが授与され、ジェンダーバランスと平等に向けて新たな歴史が刻まれる。この種目は、オリンピックでの女子レース数を増やすため、長期に渡る新種目追加の取り組みを経て、ようやく北京で導入されることになった。それまでは、男子2人乗りと男子4人乗り、女子2人乗りのレースしかなかった。

ニコル・ヴォークト(米国)は、2020/2021のモノボブワールドシリーズの13レース中4レースで優勝し、総合ランキングのトップに立ったが、今シーズンは、女子2人乗りで3度のオリンピックメダリストであるエラナ・マイヤーズ・テイラーと、2度のオリンピックチャンピオンになり、北京2022は米国代表として出場するケイリー・ハンフリーズにその座を明け渡した。米国チームに勝つのは至難の技となるだろう。

フリースタイルスキー:アイリーン・グーがオリンピックに

9:30から行われるフリースタイルスキー女子スロープスタイルの決勝戦では、ホスト国が金メダルを獲得する可能性がある。中国初のオリンピックメダル獲得を目標にしているこの種目の現世界チャンピオンであるアイリーン・グーは、国民から大きな声援を受けることになるだろう。

しかし、競争は熾烈を極める。マチルド・グレモー(スイス)、ミーガン・オールダム(カナダ)、テス・ルドゥ(フランス)、イサベル・アトキン(イギリス)、マギー・ボイジン(米国)の誰が表彰台に立ってもおかしくない。

フィギュアスケート:パパダキスとシゼロン、シニツィナとカツァラポフ?

アイスダンスはリズムダンスを終えたチームによるフリーダンス(09:15)でクライマックスを迎える。

金メダルを手にするのは、4度の世界チャンピオンであるガブリエラ・パパダキスギョーム・シゼロン(フランス)か、それとも現在の世界チャンピオンであるビクトリア・シニツィナニキータ・カツァラポフ(ROC)か。

この2組は今回のリズムダンスの前に2年以上も直接対決がなく、シニツィナとカツァラポフは前回の対戦でフランスを破っているので、カツァラポフが怪我の影響を受けていない限り、2組が金メダルを争うのは間違いないだろう。あるいは、米国とカナダのどちらかのコンビが大番狂せを起こす可能性も。

メダル決定戦

ボブスレー

11:00-11:50 女子モノブ4回戦

フリースタイルスキー

09:30-10:49 女子フリースキースロープスタイル決勝、09:00-20:15 女子エアリアル決勝

フィギュアスケート

09:15 アイスダンスフリーダンス

スキージャンプ

19:00-19:51 男子団体ラウンド1、20:06-20:42 男子団体最終ラウンド

2月15日(土)

本日は、平昌2018で初開催となったスノーボードビッグエアの2つの決勝戦(09:30、13:00)を含む、9つのメダル決定戦が行われる。巨大なジャンプ台から空中へ飛び出し、数十メートルの高さでトリック(技)を繰り出す姿は圧巻だ。

男子アイスホッケーのプレーオフは、グループリーグで首位通過できなかったチーム、そしてベスト8に入れなかった8チームによる予選ラウンドが始まる。また、男子カーリングでは、2021年世界選手権決勝の再戦が実現する。世界チャンピオンで平昌2018オリンピック銀メダリストのスウェーデンニクラス・エディン)がイギリスブルース・ムアット)に挑む。

アルペンスキー:ゴッジャ、べーラミ、あるいはダウンヒルのレデツカ?

ソフィア・ゴッジャ(イタリア)は、2022年1月のコルティナダンペッツォで行われたワールドカップのスーパーGで負った怪我から回復することができれば、女子ダウンヒル(11:00)でオリンピック連覇の有力候補となるだろう。1年前の1月にもゴッジャは怪我に苦しんだが、それでも彼女は2020/2021シーズンのダウンヒルワールドカップのクリスタルグローブを獲得するのに十分な結果を残し、2021/2022シーズンの半分はダウンヒル4勝を含む好成績を残していた。

2021年の世界選手権では、ゴッジャが不在の間、スイスのコリーヌ・スッターララ・グート・ベーラミが金メダルと銅メダルを獲得した。このレースでは、平昌2018のスーパーGチャンピオンであるエステル・レデツカ(チェコ)が4位に入賞。レデツカは、2月8日のパラレルジャイアントスラローム、2月11日のスーパーGでスノーボード競技を終えるので、ダウンヒルに再挑戦する可能性もある。

フィギュアスケート:ROCの女子選手が圧倒的な強さを見せる

最近の女子シングルではROCが圧倒的な強さを見せており、表彰台を独占する可能性が高い。しかし現在のルールでは、女子シングルのスケーターはショートプログラム(18:00)で4回転ジャンプが認められていないため、他のスケーターにもメダル争いに絡むチャンスがあるといえる。

そのためアリサ・リュウ(米国)、2020年冬季ユースオリンピック代表のユ・ヨン(大韓民国)、樋口新葉など、トリプルアクセルを得意とするスケーターが3位以内でフリーに臨めるかもしれない。

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メダル決定戦

アルペンスキー

11:00-12:59 女子滑降

ボブスレー

21:50-22:35 2人乗り4回戦

バイアスロン

17:00-18:15 男子4×7.5kmリレー

フリースタイルスキー

09:30-10:50 男子フリースタイルスキースロープスタイル決勝

ノルディック複合

16:00-16:51 グンダーセン方式個人ラージヒル10kmスキージャンプ、19:00-19:35 グンダーセン方式個人ラージヒル10kmクロスカントリー

スノーボード

2109:30-10:35 女子スノーボードビッグエア決勝、13:00-14:05 男子スノーボードビッグエア決勝

スピードスケート

16:22-16:34 女子団体追い抜きファイナルB、ファイナルA、16:41-16:53 男子団体追い抜きファイナルB、ファイナルA

2月16日(水)

7つの競技で金メダルリストが決まるこの日は、女子アイスホッケーの3位決定戦(19:30)ほか、1次リーグの終盤となるカーリング、ベスト8まで進む男子アイスホッケーのプレーオフなど、盛りだくさんな1日となる。何を見ようかと迷っているあなたに、この日の注目ポイントを紹介しよう。

フリースタイルスキー:マキシム・ブロフ、厳しい競争の中で初のオリンピックタイトルを狙う

男子エアリアル決勝(19:00)が行われ、ROCを代表して2度の世界チャンピオンに輝いたマキシム・ブロフがメダルの有力候補に挙げられている。同胞である世界選手権銅メダリストのパヴェル・クロトフと、マキシムの兄で2018年オリンピック銅メダリストのイリア・ブロフも、ディフェンディングチャンピオンのオレクサンドル・アブラメンコ(ウクライナ)と同様に優勝候補だ。アブラメンコは、トリノ2006で17歳でオリンピックデビューし、33歳という若さで5回目のオリンピック出場となる。

また、チア・ツォンヤン(中華人民共和国)は2度のオリンピックで銅メダルと銀メダルを獲得しており、地元でも注目されている。

アイスホッケー:男子プレーオフが最高潮へ

16日は、女子の3位決定戦も行われ、アイスホッケーの両トーナメントは終盤戦に突入する。男子の予選ラウンドの上位4チームは、プレーオフの予選ラウンドを勝ち抜いた4チームとともに、いよいよ金メダル獲得に向けてベスト8の戦いを迎える。

カナダと米国は予選ラウンドで同じグループに入り、ともにこのベスト8ラウンドに直接出場する可能性が高いため、準々決勝という段階での再戦、あるいはROCと対戦するのはサプライズでしかない。これらの組み合わせが実現するのは、どちらかのチームがグループステージで不振を極める場合のみだ。しかし、いずれにしても準々決勝は厳しい戦いになる。

ショートトラック:ハンガリーの連覇は実現するか?

平昌2018の男子ショートトラックリレーハンガリーが金メダルを獲得したとき、国中が熱狂した。これは、ハンガリーにとって初の冬季オリンピック金メダルで、レークプラシッド1980以来のメダル獲得の快挙となった。このチームには、中国系ハンガリー人の2選手、シャオリンシャオアンのリュウ兄弟がいた。決勝(20:32)では、ふたりとも再びハンガリー代表メンバーとして出場する予定だ。

しかし、中華人民共和国の男子リレーチームも同様に強力で、4年前にハンガリーチームの後塵を拝して銀メダルを獲得していることから、兄弟への声援は小さなくなるかもしれない。刺激的な再戦になりそうだ。

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メダル決定戦

アルペンスキー

10:15-12:10 男子回転1本目、13:45-15:39 男子回転2本目

バイアスロン

15:45-17:00 女子4×6kmリレー

クロスカントリースキー

19:00-19:20 女子団体スプリント・クラシカル決勝、19:30-20:00 男子団体スプリント・クラシカル決勝

フリースタイルスキー

19:00-20:15 男子エアリアル決勝

アイスホッケー

19:30-21:45 女子3位決定戦

ショートトラック

20:32-20:57 男子5000mリレーファイナルB、ファイナルA、21:11-21:26 女子1500mファイナルB、ファイナルA

2月17日(木)

冬季オリンピックの最大のイベントのひとつであるフィギュアスケート女子シングルのメダリストが決まる。大会が残り数日となったこの日、6つのメダル決定戦が予定されているが、すべての競技を見る時間がないあなたに見てもらいたい3つの競技を紹介しよう。

カーリング:1次ラウンドが終了!上位チームが準決勝に進出

男子(9:05)と女子(14:05)の1次ラウンドが終了。午前中の男子1次ラウンド最後の試合では、カナダブラッド・グシュー)とイギリスブルース・ムアット)が激突する。1次ラウンドの最終順位が決まり、それぞれの上位4チームが準決勝に進出する。

夜(20:05-23:00)に行われる男子準決勝では、カナダ、イギリス、米国(ジョン・シュスター)、スウェーデンニクラス・エディン)の4チームがベスト4を目指して戦う。エディンは過去3回のオリンピックでそれぞれ4位、3位、2位に入っており、2大会連続の決勝進出を目指す。

フィギュアスケート:ROCの表彰台独占は可能か?

女子フリー(18:00)でROCの女子選手がメダルを独占できるか?世界チャンピオンのアンナ・シェルバコワと世界記録保持者のカミラ・ワリエワ、ジャンプが得意のアレクサンドラ・トゥルソワら3人の優勝候補に食い込み、銅メダルを獲得する選手が現れるかが注目される。さらに、ワリエワが再び世界記録のスコアを更新できるかにも注目だ。

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アイスホッケー:カナダ対米国の再戦は決勝の可能性大

国際レベルの女子アイスホッケーにおける最大のライバル関係にある両国が金メダルをかけて争う可能性が高い。ただ、フィンランドがサプライズを起こす可能性もある。

1998年に女子種目が採用されて以来、6回のオリンピック決勝のうち5回で両国が対戦している。再びカナダ米国の間で決着がついた場合、延長戦にもつれ込む信じられないような決勝になると予想される。

国際アイスホッケー連盟(IIHF)の新しいルールでは、米国がシュートアウトで勝利した平昌2018の再現はない。勝利が決まるまで、延長戦となる。

関連記事女子アイスホッケーの偉大なライバルたち:カナダ対アメリカ

メダル決定戦

アルペンスキー

10:30-12:00 女子コンバインド滑降、14:00-15:19 女子コンバインド回転

フリースタイルスキー

14:00-15:25 女子スキークロス1回戦、準々決勝、準決勝、順位決定戦、決勝

フィギュアスケート

18:00 女子シングルフリー

アイスホッケー

12:10-14:25 女子決勝

ノルディック複合

16:00-16:40 グンダーセン方式団体ラージヒル4x5km スキージャンプ、19:00-19:55 グンダーセン方式団体ラージヒル4x5km クロスカントリー

スピードスケート

16:30-17:42 女子1000m

2月18日(金)

この日授与される金メダルは4つだけだが、エキサイティングな大会が目白押しだ。メダル決定戦以外の競技でも必見のものが多く、その中から3つを紹介する。

カーリング:リベンジ狙いのカナダ

2018年、カナダカーリングで史上初のメダルを獲得することができず、男女ともに表彰台を逃した(ミックスダブルスは金メダルを獲得)。ソチ2014でスキップとしてチームをオリンピックチャンピオンに導いたジェニファー・ジョーンズは、この状況を変えようとしている。史上最高の女性カーラーとして広く認知されているジョーンズは、北京2022で再びカナダ代表としてオリンピックにカムバックする。

レイチェル・ホーマンが平昌2018で敗退したが、ジョーンズがカナダを女子準決勝(20:05~23:00)に導いてくれると期待が高まる。女子の準決勝は、午後に行われる男子3位決定戦の後に行われる。

フィギュアスケート:スイとハンが喝采を浴びる

オリンピックのフィギュアスケート4種目のうち、通常ならばペアが最後に行われることはない。しかし、北京ではペアショートプログラム(18:30)が最終種目として行われ、ホスト国のスター的存在である、2度の世界チャンピオンであるスイ・ウェンジンハン・ツォンが主役となる。

彼らは今年、カナダとイタリアで行われたグランプリをいずれも勝ち取り、平昌2018の銀メダリスト(アルヨナ・サフチェンコとブルーノ・マソットに次ぐ成績を収めた)として優勝候補に挙げられている。しかし、それからの4年間でROCチームのペアが力をつけたことで、より厳しい戦いになるだろう。それでも、スイとハンがどのペアより大きな歓声を受けることは間違いない。

アイスホッケー:準決勝へ

男子アイスホッケーはいよいよ準決勝(12:10〜14:25、21:10〜23:25)を迎える。ここで負けてしまうと、メダル無しで北京を去ることになりかねない。勝てば、メダルが確定する。予選ラウンドの結果次第では、ここで米国あるいはカナダ対ROC、もしくは米国対カナダが実現するかもしれない。いずれにしても、決勝進出をかけて最高の戦いが繰り広げられる。

メダル決定戦

バイアスロン

17:00-17:45 男子15kmマススタート

カーリング

14:05-17:00 男子3位決定戦

フリースタイルスキー

09:30-10:49 女子フリースキーハーフパイプ決勝、14:45-16:10 男子スキークロス1回戦、準々決勝、準決勝、順位決定戦、決勝

スピードスケート

16:30-17:40 男子1000m

2月19日(土)

北京2022最終日の前日9つの競技の勝者(および2つの銅メダル)が決まる。その中には、これまでオリンピックを締めくくっていたクロスカントリースキー男子50kmマススタート(14:00)も含まれる。この種目は平昌2018と同様、最終日の女子30kmと入れ替わった

アルペンスキーのスケジュールは、パラレル混合団体の2本目(11:00)で幕を閉じることになり、男子アイスホッケー3位決定戦(21:10)も行われる。

クロスカントリースキー:男子50kmのスペシャリストが輝きを放つ

2020/2021ワールドカップの50kmと総合優勝者であるアレクサンドル・ブルシュノフ(ROC)は、男子50kmフリースタイル(14:00)で優勝候補に挙げられている。2021年のツール・ド・スキーで優勝したブルシュノフは、平昌2018の50kmクラシカルで銀メダルを獲得している。

また、2021年の世界選手権(クラシカル)では、ノルウェーのエミル・イヴェルセンに次いで、今大会でのライバルと言われるシメン・ヘグスタッド・クルーガーを抑えて銀メダルを獲得した。

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フィギュアスケート:スイ&ハンが母国に金メダルをもたらすか?

フィギュアスケートペア・フリー(19:00)で幕を閉じる。地元の大声援を背に、スイとハンはフリープログラムを完成させてROCを突き放すことができるだろうか?北京2022のメダル争いはスイとハン、ROCの3組に絞られている。

メダル決定戦

アルペンスキー

11:00-12:54 パラレル混合団体 1回戦、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝

ボブスレー

21:30-22:15 女子2人乗り4回戦

バイアスロン

17:00-17:45 女子12.5kmマススタート

クロスカントリースキー

14:00-16:45 男子50kmマススタート・フリー

カーリング

14:05-17:00 男子決勝、20:05-23:00 女子3位決定戦

フリースタイルスキー

09:30-10:49 男子フリースタイル・ハーフパイプ決勝

フィギュアスケート

19:00 ペア・フリー

アイスホッケー

21:10-23:25 男子3位決定戦

スピードスケート

16:30-16:45 男子マススタート決勝、17:00-17:15 女子マススタート決勝

2月20日(日)

大会最終日、夕方の閉会式前に最後の4つの金メダルが授与される。午後には、エキシビション(12:00-14:30)でフィギュアスケーターたちが最後の演技を披露する。この日の決勝戦の見所を紹介しよう。

ボブスレー:4人乗りでドイツの独占は続くか?

ドイツは、リレハンメル1994までさかのぼると、オリンピックで開催された過去7回の4人乗りボブスレーのうち、5回で優勝している。唯一の例外は、バンクーバー2010の米国とソチ2014のラトビアだった。平昌2018以降のワールドカップの4人乗りでもドイツが圧倒的な強さを見せており、この状況がすぐに変わることはないだろう。

注目すべきは、平昌で2冠を達成し、世界選手権でも13個の金メダルを獲得しているフランチェスコ・フリードリヒだ。

クロスカントリースキー:ビョルゲンの後継者は?

ノルウェーのクロスカントリー界の伝説的存在であるマリット・ビョルゲンは、キャリア8個目の金メダルを平昌2018の30kmクラシカルレースで獲得して引退した。つまり、今大会は新しいチャンピオンが誕生するわけだが、その候補は米国のジェシー・ディギンズではないだろうか?

彼女はワールドカップ30kmのディフェンディングチャンピオンだが、現世界チャンピオンでバンクーバー2010のリレー金メダリストでもあるノルウェーのテレーセ・ヨーハウグや、ハイディ・ウェンとの厳しい戦いが予想される。

カーリング:ジョーンズの快挙達成なるか?

ソチ2014で金メダルを獲得してから8年ジェニファー・ジョーンズ(カナダ)は再び女子カーリングの決勝戦に臨み、快挙を達成することができるだろうか?カナダチームにとって、平昌のリベンジとなるか、注目したい。

しかし、ディフェンディングチャンピオンであるスウェーデンのアンナ・ハッセルボリや、イギリスのイブ・ミュアヘッドらも栄光の座を狙う。

アイスホッケー:ROCがさらなる栄光を掴むか、あるいはカナダが返り咲くか?

最終日のハイライトは、男子アイスホッケーの決勝だ。全て順調に進めば、カーリング女子とアイスホッケー男子の両方で決勝戦にカナダチームが出場する。バンクーバー2010の時と同様に、カナダ対米国は夢のような決勝になるだろうが、ROCも黙っているはずがない。NHL選手が参加しなくても、今大会でもっとも注目されている競技のひとつだ。

メダル決定戦

ボブスレー

11:20-12:10 4人乗り4回戦

クロスカントリースキー

14:30-16:30 女子30kmマススタート・フリー

カーリング

09:05-12:00 女子決勝

アイスホッケー

12:10-14:25 男子決勝

閉会式

20:00-22:00

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