「ワールドベースボールクラシック2023/WBC」に臨む各チームの最終決定メンバー(ロースター)が、アメリカ時間2月9日に発表された。
連覇を狙うアメリカ合衆国代表は、MLB所属の大物が顔を揃えた。野手では主将を務めるマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)、ポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カージナルス)ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)、のMVP経験者を選出。投手でもMVP受賞歴のあるクレイトン・カーショウ(同)が名を連ねた。NPB経験者では、元読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラス(セントルイス・カージナルス) 、日本ハムファイターズと福岡ソフトバンクホークスでプレーしたニック・マルティネス(サンディエゴ・パドレス)の両投手が名を連ねた。
前々回大会優勝のドミニカ共和国代表からも、MLBの実力者が出場。昨季ナショナル・リーグでサイ・ヤング賞を受賞したサンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)、アメリカン・リーグ新人王フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)らが選ばれた。
ベネズエラ代表のミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)、メキシコ代表のオリバー・ペレス(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)は5大会連続出場となる。
MLB公式サイトでは、30球団の40人ロースターに登録されている選手から186人がWBCに出場予定としている。マイナー契約なども含めると、332人がメジャー球団との契約下にある。
各チームの最終登録メンバー(WBC公式HP)
なお日本代表・侍ジャパンは、1月26日に栗山英樹監督より発表された、登録予定30選手から変更はなかった。