宮崎県で秋季キャンプ(11月6日〜13日)を行っている "侍ジャパン" こと、野球日本代表は12日にSOKKENスタジアム(宮崎市清武総合運動公園)にて広島東洋カープとの練習試合に臨んだ。
10日に行われた読売ジャイアンツとの練習試合第1戦では、黒星に終わった新生・侍ジャパン。
指揮を執る井端弘和新監督は、第2戦となる広島との練習試合で今井達也(埼玉西武ライオンズ)を先発マウンドに送り込んだ。一回は両チーム共に無得点。後攻の侍ジャパンは、二回裏の攻撃で対戦相手となる広島所属の坂倉将吾が2死三塁の場面で痛烈な内野安打を放ち先制点に貢献する。しかし、その後は広島の猛攻にあい、5回までに日本代表は3得点を許してしまう。
2点ビハインドの侍ジャパンは6回裏、2023年のプロ野球・日本シリーズで38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガース所属の森下翔太が、ソロ本塁打を放って流れを引き寄せると、2死二塁の場面で万波中正(北海道日本ハムファイターズ)と坂倉の連続適時打により2点を返して、逆転に成功。さらに、7回には再び森下のレフト前ヒットで1点を追加し、つづく8回にはワイルドピッチでもう1点を加えた日本代表は、広島との差を3点に広げる。最終的に、試合は3−6で井端監督率いる侍ジャパンが初白星をあげ、16日に東京ドームで開幕するアジアプロ野球チャンピオンシップ2023に向けて大きな弾みをつけた。
13日までの宮崎秋季キャンプを予定している侍ジャパンは、その後東京へ移動し、16日から19日までの4日間にわたって行われる "アジチャン" こと、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に挑む。
アジチャンには日本を含む4チームが参加し、16日の初戦で日本はChinese Taipei(TPE)と激突する。
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■アジアプロ野球チャンピオンシップ
- 大会名:カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023
- 会場:東京ドーム
- 日程:2023年11月16日〜19日
野球日本代表・侍ジャパン栗山英樹監督のもと、ワールドベースボールクラシック(WBC)2023で3大会ぶり3度目の優勝を飾った。WBC2023をもって退任した栗山監督の後任として、井端弘和監督が就任。11月16日から東京ドームで行われるアジアプロ野球チャンピオンシップは、井端監督就任後初の国際大会となり、開催国の日本をはじめ、オーストラリア、大韓民国、Cheinese Taipei(TPE)の代表4チームで争われる。
▼競技スケジュール
■放送予定
※2023年11月1日時点
*1 一部地域を除く
*2 日本が決勝に進出した場合のみ放送
外部リンク:
- 地上波:テレビ朝日系列、TBS系列
- BS/CS:J SPORTS1、BS朝日、BS-TBS
- ネット:J SPORTS オンデマンド、Prime Video
■侍ジャパン・日本代表メンバー
出場辞退
24 内野手 紅林弘太郎(オリックス・バファローズ)
※ 左第4指手根中手関節炎(靭帯損傷)のため
出場追加
5 内野手 野村佑希(北海道日本ハムファイターズ)
■アジアプロ野球チャンピオンシップとは?
"アジチャン" こと、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」は、11月16日から19日までの4日間にわたり東京ドーム(東京都文京区)にて開催される。日本のほか、大韓民国、オーストラリア、Chinese Taipei 代表が出場する。4チームによる総当たりの予選ラウンドを実施し、下位2チームが3位決定戦へ、上位2チームが決勝へと駒を進める。
今大会の出場選手の資格は、24歳以下(1999年1月1日以降生まれ)または入団3年目以内の若手選手に限定されている。また、オーバーエイジ枠は、29歳以下(1994年1月1日以降生まれ)で3名までに限られている。