混合複のワタガシ、女子複のフクヒロ、シダマツらが初戦突破┃バドミントン・インドOP2023第2日

ニューデリーで開催されているBWFワールドツアー、インドオープンは現地時間1月18日に大会2日目を迎えた。この日は各種目1回戦の残り試合が行われ、前週マレーシアOP混合ダブルス準優勝の“ワタガシ”こと渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)などが、2回戦へとコマを進めている。

1 執筆者 渡辺文重
FUKU-HIRO
(Getty Images)

世界バドミントン連盟(BWF)主催のワールドツアー、インドオープン2023(YONEX SUNRISE INDIA OPEN 2023)が現地時間1月17日から22日にかけ、ニューデリーのK.D.ジャダブ・インドアホールで開催されている。同大会のカテゴリーはSuper750。ここでは日本人選手を中心に、大会2日目となる18日の試合結果を紹介する。

BWFツアー公式:YONEX SUNRISE INDIA OPEN 2023

結果速報:YONEX SUNRISE India Open 2023 | Tournamentsoftware.com

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■ワタガシ、次戦はカネマツと対戦

混合ダブルス1回戦には、渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)と山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)が出場。“ワタガシ”渡辺/東野ペアはシンガポール組に、山下/篠谷ペアはドイツ組に、それぞれストレート勝ちを収めている。

2回戦で渡辺/東野ペアは“カネマツ”金子祐樹/松友美佐紀(BIPROGY)と対戦。山下/篠谷ペアはインドネシア組と対戦する。

■フクヒロとシダマツ、2回戦で対決

女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴(BIPROGY)、“フクヒロ”福島由紀/廣田彩花(丸杉)、“シダマツ”志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)は、それぞれストレート勝ち。中西/岩永ペアは2回戦で第3シードの大韓民国組と対戦。フクヒロとシダマツは2回戦で対決する。

男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)、竹内義憲/松居圭一郎(日立情報通信エンジニアリング)はともに黒星。1日目に出場した“ホキコバ”保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)も敗れており、日本勢は全滅となった。

■日程・放送予定

【日程】

1月17日〜22日

※日本とインドの時差は-3.5時間

【放送予定】

※2023年1月17日時点の情報

※大会公式HP掲載順(2023年1月17日時点)

■見どころ

2022年末の全日本バドミントン選手権大会が閉幕したばかりだというのに、バドミントン日本代表の「バードジャパン」の選手たちは、2023年の幕開けから、とかく忙しい。というのも、アジア地域でのBWFワールドツアーに3週連続で参戦するためだ。

1週前(1月10日〜15日)の「マレーシアオープン2023」では、女子シングルスの山口茜が優勝、男子シングルスでは奈良岡功大、混合ダブルスでは "ワタガシ"こと、渡辺勇大/東野有紗のTokyo2020銅メダルペアが準優勝に輝くなど、日本代表は好調なスタートを切っている。そして、インドの首都・ニューデリーへと会場を移し、1月17日から22日まではカテゴリー Super 750に認定されている「インドオープン2023」に参加する。なんといっても、昨シーズンのツアーファイナルを優勝し、年末の全日本選手権でも女王に輝いている山口が、今シーズンに入っても圧倒的な強さで、世界を席巻している。このインドオープンでツアー連勝を飾れるか、期待せずにはいられない。

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