【バドミントン】全日本総合4日目:ダブルス福島由紀/廣田彩花、保木卓朗/小林優吾ら 準決勝進出

武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催中の「第76回全日本総合バドミントン選手権大会」は12月28日に大会4日目を迎え、男女と混合のダブルス準々決勝を行った。Tokyo 2020代表の"フクヒロ" こと福島由紀/廣田彩花をはじめ、"ホキコバ”こと保木卓朗/小林優吾らがベスト4進出を決めている。"ナガマツ"こと永原和可那/松本麻佑は、準々決勝を棄権した。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2021 Getty Images)

武蔵野の森 総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開催されている「公益財団法人日本バドミントン協会創立75周年記念事業 令和4年度 第76回全日本総合バドミントン選手権大会」は12月28日、大会4日目を迎えた。この日は、男女と混合のダブルス3回戦(準々決勝)が行われた。

■男子ダブルス

世界バドミントン連盟発表の最新世界ランキング(2022年12月20日付)において、男子ダブルスの首位に立つ "ホキコバ" こと、保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)の2人は第1シードから今大会に出場している。初戦からストレート勝利でトーナメントを勝ち上がっているホキコバは、この日の準々決勝で、北林悠/市川和洋(ジェイテクト)と対戦し、またしても2−0(21−9、21−8)のストレートで連勝を飾り、ベスト4進出を決めた。

ホキコバと共に、今年(2022年)8月に東京で開催された世界バドミントン選手権大会(以下:世界バドミントン2022)で日本代表を務めた竹内義憲/松居圭一郎(日立情報通信エンジニアリング)は、竹内宏気/小川桂汰(丸杉)をゲームカウン2−1(21−16、15−21、21−16)で破り、準決勝へと駒を進めた。

また、世界バドミントン2022代表の古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)は、混合ダブルスにも出場している山下恭平(NTT東日本)/緑川大輝(早稲田大学)のペアに、0−2(17−21、9−21)のストレートで敗れ、ベスト8敗退となった。

このほか、井上拓斗/三橋健也(BIPROGY)のペアが、準決勝進出を決めている。

■女子ダブルス

昨年(2021年)のTokyo2020ではベスト8進出、昨夏の世界バドミントン2022では無念の棄権となった "フクヒロ" こと、福島由紀/廣田彩花(丸杉)が、準々決勝のコートへ登場。保原彩夏(ヨネックス)/鈴木陽向(NTT東日本)と対戦し、2−0(21−11、21−8)のストレート勝利を飾って、ベスト4進出を決めた。

フクヒロ同様に、世界バドミントン2022で代表を務めた "ナカイワ" こと、中西貴映/岩永鈴(BIPROGY)は、櫻本絢子/宮浦玲奈(ヨネックス)に0−2(17−21、15−21)のストレートで敗れ、準々決勝敗退となった。

女子ダブルス第1シードから本大会に出場していた、Tokyo2020日本代表かつ、世界バドミントン2022で銅メダルを獲得している "ナガマツ" こと、永原和可那/松本麻佑(北都銀行)のペアは、永原のケガによりこの日の準々決勝を棄権している。これにより、ナガマツの準々決勝の対戦相手だった、矢﨑月子/髙崎夏実(山陰合同銀行)が不戦勝で、準決勝へ駒を進めている。また、大竹望月/髙橋美優(BIPROGY)のペアも、準決勝へ進出を決めている。

■混合ダブルス

混合ダブルスでは、金子祐樹/松友美佐紀(BIPROGY)、山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)、緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)の世界バドミントン2022代表3組がいずれも、3回戦で白星を飾り、準決勝進出を決めている。また、西大輝/佐藤灯(龍谷大学)のペアも、ベスト4進出を果たした。

明日(29日)は、ダブルス3種目とシングルス2種目の準決勝が行われる予定。

■日程・放送予定

※全日10:00試合開始

12月25日:各種目予選

12月26日:各種目1回戦

12月27日:各種目2回戦

12月28日:各種目3回戦

12月29日:各種目準決勝

12月30日:各種目決勝

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