【陸上】U20世界選手権 最終日:女子1500m澤田結弥と男子4x400mリレーで6位入賞…金1個を含むメダル4個を獲得

コロンビア・カリで開催の「第19回U20世界陸上競技選手権大会」は、現地時間8月6日に大会最終日を迎えた。日本から34名が参加した今大会で、TEAM JAPANは金1、銀1、銅2の計4個のメダルを獲得した。

1 執筆者 Yukifumi Tanaka/田中幸文
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(2022 Getty Images)

「第19回U20世界陸上競技選手権大会」がコロンビア・カリで開催され、日本から男子25名、女子9名の合計34名の20歳未満の代表選手が参加した。大会6日目(現地時間8月6日)となる最終日では、10のメダルイベントが行われ、女子1500m決勝に進出した高校2年生の澤田結弥が6位入賞を果たした。また、有田詞音、友田真隆、森髙颯治朗、小川大輝の4名でエントリーした男子4x400mリレー決勝でも、同じく6位入賞を果たした。最終的にTEAM JAPANは、4個のメダル(金1、銀1、銅2)を獲得して、今大会を終えた。

女子1500m

41名が出場した予選で、澤田結弥は3位通過で、上位12名による決勝へ臨んだ。順位は6位に下がったものの、タイムではパーソナルベストを更新する4:12.87を記録している。なお、この種目の優勝はエチオピアの選手(Birke HAYLOM)で、選手権記録(CR=Championship Record)となる4:04.27というタイムを記録している。

男子3000m障害物

38名が出場したこの種目では、黒田朝日が予選8位、大沼良太郎が予選12位で、ふたり揃って上位15名による決勝へ進出していた。決勝では、黒田がタイム8:56.36で12位、大沼がタイム9:14.37で14位に終わり、入賞はならなかった。なお、この種目の優勝はエチオピアの選手(Samuel DUGUNA)で、タイムは8:37.92だった。

男子4x400mリレー

22チームがエントリーした予選で、シーズンベストのタイム(3:07.25)で1位通過を果たしたTEAM JAPANの4人は、上位8チームが出場する決勝ではタイムをわずかに伸ばすことができず(3:07.47)、6位に終わった。なお、この種目の優勝は、シーズンベストを記録(3:04.47)したアメリカ合衆国チームだった。

日本代表選手

男子(25名)

100m

栁田大輝(東洋大学)

藤原寛人(中央大学)

200m

舘野峻輝(東洋大学)

400m

友田真隆(東京理科大学)

有田詞音(九州共立大学)

800m

後田築 (創成館高等学校)

東秀太 (広島経済大学)

1500m

間瀬田純平(早稲田大学)

3000m/5000m

佐藤圭汰(駒澤大学)

吉岡大翔(佐久長聖高等学校)

110mハードル

阿部竜希(順天堂大学)

真名子凌成(福岡大学)

400mハードル

森髙颯治朗(近畿大学)

小川大輝(東洋大学)

3000m障害物

黒田朝日(青山学院大学)

大沼良太郎(城西大学)

棒高跳

原口篤志 (東大阪大学)

水谷翼 (福岡大学)

走幅跳

渡邉希 (筑波大学)

北川凱(東海大学)

やり投

中村竜成 (国士舘大学)

井上堅斗 (九州共立大学)

10000m競歩

下池将多郎 (鹿児島工業高等学校)

大家利公 (順天堂大学)

4×100mリレー

池下航和 (環太平洋大学)

女子(9名)

1500m

柳樂あずみ (名城大学)

澤田結弥 (浜松市立高等学校)

400mハードル

松岡萌絵(中央大学)

走幅跳

近藤いおん (城西大学附属城西高等学校/流山ホークアイ)

ハンマー投

村上来花(九州共立大学)

やり投

村上碧海 (日本体育大学)

辻萌々子 (九州共立大学)

10000m競歩

大山藍 (鹿児島女子高等学校)

柳井綾音 (立命館大学)

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