パリ2024オリンピック男子サッカーの出場枠が争われるAFC U23アジアカップ カタール2024。U23アジアカップ予選グループDが9月6日から12日にバーレーンで開催され、U-22日本代表が初戦でU-22パキスタン代表と対戦した。
日本は4-3-3のシステムで臨み、GKに鈴木彩艶を起用。4バックは左から大畑歩夢、西尾隆矢、鈴木海音、内野貴史。中盤はアンカーに藤田譲瑠チマ、インサイドハーフで三戸舜介と松木玖生が先発した。3トップは左から斉藤光毅、細谷真大、山田楓喜がスターティングメンバーに名を連ねた。
序盤からペースを握った日本だが、立ち上がりのチャンスを逃す。それでも12分にコーナーキックから鈴木海音がネットを揺らし、先制に成功。44分には松木玖生の突破から三戸舜介が決めると、アディショナルタイムに細谷真大がボレーシュートを叩き込み、前半を3‐0で終える。
後半も日本が攻め立て、細谷真大と藤田譲瑠チマがそれぞれPKを沈めると、64分に三戸舜介が6点目。日本はパキスタンを6‐0で下し、パリ2024オリンピックへの第一関門を白星で飾った。
日本の次戦は、9日(日本時間10日3:30キックオフ)のU-22パレスチナ代表戦となる。
※日本サッカー協会の表記に準拠
■AFC U23アジアカップカタール2024予選
AFC U23アジアカップカタール2024本戦は、パリ2024オリンピック予選を兼ね2024年4月15日から5月3日に開催。そのアジアカップ出場をかけ、予選が9月4日から12日に行われる。
U23アジアカップ予選は11のグループに分かれ実施。各グループ1位の11チームと、各グループ2位のうち成績上位の4チーム、開催国のカタールを加えた16チームがU23アジアカップに出場する。日本はバーレーン開催のグループD。バーレーンのほか、パキスタン、パレスチナと対戦する。