シンガポールのスポーツハブOCBCスクエアを舞台に、3月29日〜4月2日の日程で熱い戦いが繰り広げられた3×3バスケットボール・アジアカップ2023は、4月2日に全日程が終了。男子は3連覇中だったオーストラリアをモンゴル国が決勝で下し、女子はオーストラリアがライバルのニュージーランドを21-11で抑えて優勝した。
また、優勝した両チームには、パリ2024オリンピック出場に向けたオリンピック予選への出場権が与えられた。
一方、日本代表チームは男子は予選ラウンド敗退、女子は5位で戦いを終えた。
パリ2024を目指し挑んだAKATSUKI JAPAN日本代表チーム
前回大会6位の男子日本代表は、3月31日(金)の予選ラウンドで前回大会準優勝のニュージーランド、優勝のオーストラリアと対戦。ニュージーランドとの試合では、序盤途中リードをしたものの、後が続かず得点差をつけられ敗退。2戦目のオーストラリアとの試合では、前半5分でリードしたまま後半を迎えるが、その後、連続得点を与えて差がつき予選ラウンド2連敗となり、決勝トーナメントへの進出はかなわなかった。
前回大会で準決勝に進み4位となった女子日本代表は、メンバー全員が初のアジアカップの舞台。男子日本代表とともに3月31日(金)の予選ラウンドに臨み、チャイニーズ・タイペイ、シンガポールに2勝して4月2日(日)の決勝トーナメントに駒を進めた。
女子日本代表の準々決勝では前回大会7位のタイと対戦。終始リードを許す展開だったものの、残り時間1分余りのところで1ポイント差に追いつく場面も。しかし、その1ポイントを取り返せず惜敗を喫した。
パリ2024を目指しアジアカップに挑んだAKATSUKI JAPAN日本代表チームだったが、男女とも目標通りの結果を得られたとは言えず、チームの今後の成長と課題克服を期待したいところだ。
アジアカップ2023上位4チーム
男子
- モンゴル国
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 中華人民共和国
女子
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 中華人民共和国
- タイ
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日本代表チームメンバー
男子
- #2 改田拓哉(かいだ・たくや/G)
- #4 小澤崚(おざわ・りょう/G)
- #24 仲西佑起(なかにし・ゆうき/F)
- #91 落合知也(おちあい・ともや/F)
女子
- #1 江村優有(えむら・ゆあ/G)
- #17 三田七南(さんた・なな/F)
- #20 山口奈々花(やまぐち・ななか/F)
- #24 近藤京(こんどう・みやこ/G)
※ポジション:G=ガード、F=フォワード