2022明治安田生命J1リーグ第27節の6試合が、8月26日から27日にかけ開催された。
試合前時点で暫定4位の川崎フロンターレは、同3位の鹿島アントラーズとの上位対決に臨んだ。両チームとも逆転優勝に向け3ポイントが欲しい一戦だが、川崎Fが良い試合の入りとなった。積極的な立ち上がりの中から、8分に家長昭博が自ら獲得したPKを沈め先制。さらに14分、脇坂泰斗がフリーキックを直接決め追加点を奪った。
いきなり2点ビハインドを負った鹿島は、前半をこの2失点のみでしのぐと後半に盛り返す。立ち上がりの52分、仲間隼斗が1点を返した。その後も同点を狙い攻め込むが、ゴールは遠く2-1のまま試合終了。鹿島は暫定4位に後退した。
川崎Fは鹿島戦を終え、24試合消化。勝点を46に伸ばし、同消化試合数の首位横浜F・マリノスと2ポイント差とした。
サンフレッチェ広島は、セレッソ大阪に3‐0の快勝。リーグ戦4連勝で、勝点47の暫定2位(27試合消化)としている。
松木玖生らがゴールを奪ったFC東京は、柏レイソルに6-3で勝利を収めた。名古屋グランパスと対戦したガンバ大阪は、8戦ぶりの白星。鈴木武蔵が加入後初ゴールをマークしている。
なお、AFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグ(ACL)2022ノックアウトラウンド出場チーム関連試合は、後ろ倒して開催。横浜F・マリノス 対 ジュビロ磐田、ヴィッセル神戸 対 湘南ベルマーレ、浦和レッズ 対 北海道コンサドーレ札幌の3試合は、10月12日に行われる。