第103回全国高等学校野球選手権大会は8月29日、決勝戦が行われ、智辯和歌山が智辯学園を下して21年ぶり3度目の優勝を決めた。ここでは8月29日の試合を振り返る。
史上初めて決勝戦での「智辯対決」となった一戦は、智辯和歌山(和歌山)が徳丸天晴の犠飛などで初回に4点を先制。4-2で迎えた終盤には高嶋奨哉のタイムリーなどで5点を追加し、勝負を決めた。投げては4回途中からリリーフしたエースの中西聖輝が、6回を無失点に抑え、チームを優勝に導いた。
敗れた智辯学園(奈良)は、2回に植垣洸のタイムリーなどで2点を返したが、3回以降は無得点。西村王雅、小畠一心の継投でも智辯和歌山打線を抑えることができず、夏初優勝はならなかった。
8月29日の試合結果
- 智辯学園2-9智辯和歌山