陸上男子短距離のサニブラウン・ハキームが東京五輪の延期について見解を示した。
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化するに伴い、24日に日本政府は国際オリンピック委員会(IOC)と協議の末、東京オリンピックについて2021年に延期すると発表した。
サニブラウンは契約しているマネジメント会社を通じてビデオメッセージを公開し「目標は全く変わらない」と、改めて1年後の大舞台を見据えた。
「だらけずに、休みというよりは長い準備期間なので気を引き締めていきたい」
「練習や日々培ってきたことを試合で出すのが一番大事…ベストコンディションを保って、今年以上の力を発揮したい」
また、感染症が脅威となりつつあるが「まずは自分がしっかり安全で、この病気にかからないように行動する」と予防の重要性を説いている。
サニブラウンは3月6日に21歳を迎えたばかり。大舞台は1年後に後ろ倒しとなったが、期待のスプリンターは「ステイセーフ!」と述べ、ファンに注意喚起している。