12月9日、日本陸上競技連盟(JAAF)は東京オリンピック出場を目標に掲げる女子リレープロジェクト第2期のメンバーと概要を発表した。
本プロジェクトは東京オリンピックの出場権獲得のため、2020年6月29日時点でドーハ世界選手権決勝進出チームを除いた世界ランキング8位以内のタイムに到達することを目標として、個々のレベルアップを図る。実施は今回が2回目。
第1期は代表候補を公募したが、2期では今シーズンの成績を基に兒玉芽生(福岡大学)、土井杏南(JAL)ら400メートルリレーの8選手、青山聖佳(大阪成蹊大AC)、広沢真愛(日本体育大学)など1600メートルリレーの6選手が選出された。なお、福島千里(セイコー)ら他の日本人選手も2020年春の選考大会で優秀な成績を残した場合、メンバー入りする可能性がある。
第2期プロジェクトメンバーは以下の通り。
4×100メートルリレー
- 青山華依(大阪高校)
- 石堂陽奈(立命館慶祥高校)
- 景山咲穗(市立船橋高校)
- 兒玉芽生(福岡大学)
- 齋藤愛美(大阪成蹊大学)
- 土井杏南(JAL)
- 御家瀬緑(恵庭北高校)
- 湯淺佳那子(日本体育大学)
4×400メートルリレー
- 青山聖佳(大阪成蹊大AC)
- 岩田優奈(中央大学)
- 髙島咲季(相洋高校)
- 武石この実(東邦銀行)
- 広沢真愛(日本体育大学)
- 松本奈菜子(東邦銀行)
今後は、2020年5月に開催される「東京チャレンジ陸上2020(仮称)」と「セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京」に照準を合わせて東京オリンピック出場を狙う。