12月5日、日本陸上連盟(JAAF)は日本陸連アスレティックス・アワード2019で表彰される各賞の候補選手を発表した。サニブラウン、桐生祥秀ら世界陸上ドーハ銅メダルの男子4×100mリレー日本代表などがアスリート・オブ・ザ・イヤー(最優秀選手)にノミネートされた。
日本陸連アスレティックス・アワード2019では2019年に活躍した競技者、並びに競技を通して社会に貢献したひとを表彰する。今年のアスリート・オブ・ザ・イヤーには男子4×100mリレー日本代表のほか、戸邉直人、山西利和、鈴木雄介がノミネートされている。
また、特別賞ではシドニー五輪マラソンの金メダリスト高橋尚子氏やバルセロナ・アトランタ両五輪のマラソンでメダルを獲得した有森裕子氏のコーチを務めるなど、多くのトップランナーを育てた故・小出義雄氏の受賞が決定している。
日本陸連アスレティックス・アワードは2007年から始まり、13回目となる今年は12月16日(月)に開催される。なお、表彰プレゼンターとしてドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や「陸王」に出演した俳優の和田正人さんが登壇する。
アスリート・オブ・ザ・イヤー/優秀選手賞 ノミネート選手
- 男子4×100mリレー日本代表(多田修平、白石黄良々、桐生祥秀、サニブラウン アブデルハキーム、小池祐貴):世界陸上ドーハ銅メダル
- 戸邉直人:2019IAAFワールドインドアツアー走り高跳日本人初優勝
- 山西利和:世界陸上ドーハ20km競歩金メダル
- 鈴木雄介:世界陸上ドーハ50km競歩金メダル
新人賞
- 城山正太郎:アスリートナイトゲームズイン福井で男子走幅跳の日本記録樹立(8m40)
- 田中希実:世界陸上ドーハで女子5000mの日本歴代2位記録(15分00秒01)
- 川野将虎:全日本50km歩高畠大会で日本記録樹立(3時間36分45秒)
- 藤井菜々子:世界陸上ドーハ女子20km競歩7位入賞
特別賞
- 故・小出義雄:シドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子らのコーチ