9月7日、東京の日本武道館で行われている国際大会の「KARATE1プレミアリーグ2019東京大会」が2日目を迎えた。今大会はTokyo 2020(以下、東京五輪)オリンピック出場権獲得ポイント対象大会であり、テストイベントも兼ねている。そして、国内で行われる東京五輪前の最後の国際大会であり、世界ランク1位が全員揃う世界トップレベルの大会となった。
2日目は、男子個人形、女子団体形、男子組手(84キロ級、84キロ超級)、女子組手61キロ級、68キロ級、68キロ超級)の7種目で予選・敗者復活戦が行われた。
仮の敵に対する技を一連の流れとして組み合わせた演舞となる「形(かた)」では、世界ランク1位、3連覇中の喜友名諒が決勝進出。世界ランク3位の新馬場一世も決勝に進み、日本人同士の決勝となった。3位決定戦には、金城新がドイツ人選手と対戦。三位決定戦もう一方の山では、林田至史と本一将の日本人対決となった。
女子団体形でも、研心館チームと慶應義塾大学チームが決勝へ進み、日本勢同士の対戦となった。3位決定戦でも、山梨学院と八雲学園の日本勢同士の対戦となり、日本勢の金、銀、銅メダルの獲得が決まった。
8m四方の競技場で2人の選手が対戦する形式となっている「組手(くみて)」では、男子84キロ級の荒賀龍太郎と女子68キロ超級の植草歩が決勝進出を決めた。
男子84キロ超級の安藤大樹、女子61キロ級の染谷真有美、鈴木 眞弥が3位決定戦に回った。各種目の決勝および3位決定戦は、最終日の9月8日に行われる。